シャオミは、2021年2月5日 (金) に4G対応のSIMフリースマホ「Redmi 9T」を発売しました。大画面ディスプレイや大容量バッテリー、4眼カメラを搭載したミドルレンジモデル。OPPOの高コスパスマホ「OPPO A73」とではどのように違うのかを比較します。
MVNO各社の販売価格を比較
Xiaomiのミドルレンジスマホ「Redmi 9T」は、IIJmio、BIGLOBEモバイル、goo Simseller (OCNモバイルONE) など数多くのMVNOで販売しており、格安SIMとセットなら1万円以下でも購入可能。OPPOの人気スマホ「OPPO A73」についても、楽天モバイルのほか、IIJmio、BIGLOBEモバイルなど、数多くのMVNOで取り扱いをしていて、格安SIMとセットなら1万円以下でも購入可能になっています。
OCNモバイルONE
OCNモバイルONEは、NTTコミュニケーションズのドコモ回線に対応した格安SIMサービス。人気の定額音楽配信サービスがデータ消費ゼロになる「MUSICカウントフリーオプション」を追加料金なしで利用できるほか、光インターネット「OCN光」「OCN for ドコモ光」とのセット割引や無料で利用できるWi-Fiスポットなどが用意されており、非常に充実したサービス内容になっています。
概要 (税込) | ||
回線 | docomo | |
初期費用 | 3,733円 | |
月額料金 | データ | 3GB: 858円~ |
音声通話 | 1GB: 770円~ | |
+MUSICフリー | +0円 | |
+10分かけ放題 | +935円 | |
+完全かけ放題 | +1,430円 | |
+5Gオプション | 無料 | |
契約期間 | データ | なし |
音声通話 | なし | |
違約金 | データ | 0円 |
音声通話 | 0円 |
「Redmi 9T」の販売価格
販売終了
「OPPO A73」の販売価格
2022年9月20日 (水) 11:00 まではスマホセット (端末+音声対応SIM: 1GB以上) の価格が14,300円 (税込) になっているほか、他社から乗り換え (MNP) で端末代金を5,000円割引してくれるので、OCNモバイルONEの格安SIMとセットなら8,800円 (税込) でも購入可能です。
価格表 | |
対象端末 | OPPO A73 |
販売価格 | セット販売価格 (新規番号) 一括: 19,895円 (税込) ⇒ 14,300円 (税込) 分割: 目安828円 (税込) ×24回 ⇒ 目安595円 (税込) ×24回 |
セット販売価格 (MNP) 一括: 19,895円 (税込) ⇒ 8,800円 (税込) 分割: 目安828円 (税込) ×24回 ⇒ 目安366円 (税込) ×24回 |
BIGLOBE mobile (ビッグローブモバイル)
BIGLOBEモバイルは、KDDIグループ「BIGLOBE」のマルチキャリアに対応した格安SIMサービス。YouTubeやABEMAといった動画配信サービスや音楽配信サービスなど、対象コンテンツがデータ消費ゼロになる「エンタメフリー・オプション」が月額308円 (税込) から利用可能。
概要 (税込) | ||
回線 | docomo/au | |
初期費用 | 3,733円 | |
月額料金 | データ | 3GB: 990円~ |
音声通話 | 1GB: 1,078円~ | |
+エンタメフリー | +308円~ | |
+3分かけ放題 | +660円 | |
+10分かけ放題 | +913円 | |
+5Gオプション | ー | |
契約期間 | データ | なし |
音声通話 | 12ヶ月 | |
違約金 | データ | 0円 |
音声通話 | 1,100円 |
「Redmi 9T」の販売価格
販売終了
「OPPO A73」の販売価格
販売終了
IIJmio (アイアイジェイミオ)
IIJmio (アイアイジェイミオ) は、インターネットイニシアティブのマルチキャリアに対応した格安SIMサービス。2021年4月1日 (木) より開始した新プラン「ギガプラン」は、eSIM (データ通信のみ) が月額440円 (税込)、音声通話SIMが月額850円 (税込) から利用可能。
2022年10月31日 (月) 23:59 までの期間限定キャンペーンでは、新規申込時の初期費用が1,650~2,750円割引 (税込)、音声通話SIMの月額料金を6ヶ月間 440円割引 (税込)、通話定額オプションを7ヶ月間 410円割引 (税込) ~ してくれるほか、他社から乗り換え (MNP) で「ギガプラン」の音声通話SIMとセットで申し込むと人気モデルのスマホが1,980円 (税込) から購入可能になります。
概要 (税込) | ||
回線 | docomo/au | |
初期費用 | 3,520円 ~ | |
月額料金 | eSIM | 0GB: 165円~ |
データ | 1GB: 528円~ | |
音声通話 | 2GB: 850円~ | |
+5分かけ放題 | +500円 | |
+10分かけ放題 | +700円 | |
+かけ放題 | +1,400円 | |
+5Gオプション | 無料 | |
契約期間 | データ | なし |
音声通話 | なし (ギガプラン) | |
違約金 | データ | 0円 |
音声通話 | 0円 (ギガプラン) |
「Redmi 9T」の販売価格
販売終了
「OPPO A73」の販売価格
IIJmioサプライサービスの販売価格は一括: 18,425円 (税込)/分割: 770円 (税込) ×24回ですが、他社から乗り換え (MNP) で「ギガプラン」とセットで申し込むと 1,980円 (税込) で購入可能になります。
価格表 | |
対象端末 | OPPO A73 |
価格/特典 | セット販売価格 (新規番号) 一括: 18,425円 (税込) 分割: 770円 (税込) ×24回 |
セット販売価格 (MNP) 一括: 18,425円 (税込) ⇒ 1,980円 (税込) 分割: 770円 (税込) ×24回 ⇒ 84円 (税込) ×24回 |
※IIJmio公式サイトを必ず確認してから申込をお願いいたします。
※特典やキャンペーン内容はすべてIIJmio公式サイトの内容が正となります。
nuro mobile (ニューロモバイル)
nuroモバイルは、ソニーネットワークコミュニケーションズのトリプルキャリアに対応した格安SIMサービス。2021年4月1日 (木) より提供開始した「バリュープラス」では、データSIMが月額627円 (税込) から、音声通話SIMが月額792円 (税込) から利用できるほか、VMプランとVLプランではSNSアプリ「LINE」が使い放題になっています。
概要 (税込) | ||
回線 | docomo/au | |
初期費用 | 0~3,740円 | |
月額料金 | データ | 0.2GB: 330円~ |
音声通話 | 3GB: 792円~ | |
+5分かけ放題 | +490円 | |
+10分かけ放題 | +880円 | |
+5Gオプション | 無料 | |
契約期間 | データ | なし |
音声通話 | なし | |
違約金 | データ | 0円 |
音声通話 | 0円 |
「Redmi 9T」の販売価格
販売終了
「OPPO A73」の販売価格
販売終了
スペックを比較
Redmi 9T (レッドミー ナインティー) は、2021年2月5日 (金) にシャオミから発売された4G対応のAndroidスマートフォン。広角撮影やマクロ撮影の可能な4眼カメラ、800万画素フロントカメラ、6.53インチのIPS液晶ディスプレイ、Snapdragon 662 (オクタコア)、4GBメモリー、64GBGBストレージ、6,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、1万円台で購入できる高コスパなミドルレンジモデル。
OPPO A73 (オッポ エーナナサン) は、2020年11月20日 (金) にオウガジャパンから発売されたeSIM対応のAndroidスマートフォン。6.44インチの有機ELディスプレイ、広角撮影が可能な4眼カメラ、1,600万画素フロントカメラ、Snapdragon 662、4GBメモリー、64GBストレージ、4,000mAhバッテリーを搭載し、格安SIMとセットなら1~3万円台で購入可能になっています。
スペック表
スペック一覧 | ||
モデル | Redmi 9T | OPPO A73 |
メーカー | Xiaomi | Oga Japan |
発売日 | 2021/2/5 | 2020/11/20 |
価格 (税込) | 17,490円 | 30,800円 |
OS | Android 10 | Android 10 |
UI | MIUI 12 | ColorOS 7.2 |
SoC | Snapdragon 662 | Snapdragon 662 |
RAM | 4GB | 4GB |
ROM | 64GB | 64GB |
外部メモリ | 最大512GB | 最大256GB |
画面サイズ | 6.53インチ | 6.44インチ |
パネル種類 | IPS液晶 | 有機EL |
画面解像度 | FHD+ | HD+ |
背面カメラ | 4,800万画素 | 1,600万画素 |
800万画素 | 800万画素 | |
200万画素 | 200万画素 | |
200万画素 | 200万画素 | |
前面カメラ | 800万画素 | 1,600万画素 |
バッテリー | 6,000mAh | 4,000mAh |
急速充電 | QC 3.0 | QC 3.0 |
コネクタ | Type-C | Type-C |
SIMカード | nanoSIM×2 | nanoSIM+eSIM |
DSDS | DSDV対応 | DSDV対応 |
VoLTE | 〇 | 〇 |
Wi-Fi | Wi-Fi 4/5 | Wi-Fi 4/5 |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 |
テザリング | 対応 | 対応 |
ハイレゾ | 〇 | 〇 |
防水/防塵 | ー | (防滴) |
指紋認証 | 〇 | 〇 |
顔認証 | 〇 | 〇 |
ジャイロ | 〇 | 〇 |
Felica | ― | ― |
ワンセグ | ― | ― |
サイズ (H×W×D) |
162.3mm | 159.8mm |
77.3mm | 72.9mm | |
9.6mm | 7.45mm | |
重量 | 約198g | 約162g |
「Redmi 9T」と「OPPO A73」の共通する点
<主な共通点>
|
「Redmi 9T」と「OPPO A73」の違う点
<主な違い>
|
カメラ
リアカメラ (背面)
「OPPO A73」が1,600万画素 (メイン) +800万画素 (119°広角) +200万画素 (モノクロ) +200万画素 (深度) のクアッドカメラを採用しているのに対して、「Redmi 9T」は4,800万画素 (メイン) +800万画素 (120°広角) +200万画素 (マクロ) +200万画素 (深度) のクアッドカメラ。どちらも広角撮影の可能なクアッドカメラですが、メインカメラの画素数に違いがあるほか、マクロ撮影が可能になっており、背面カメラの性能は「Redmi 9T」の方が少し優れています。
リアカメラ | ||
Redmi 9T |
画素数 | 48MP+8MP+2MP+2MP |
撮像素子 | CMOS | |
絞り値 | F1.79, F2.2, F2.4, F2.4 | |
AF | PDAF | |
動画 | FHD 30fps | |
OPPO A73 |
画素数 | 16MP+8MP+2MP+2MP |
撮像素子 | CMOS | |
絞り値 | F2.2, F2.2, F2.4, F2.4 | |
AF | PDAF | |
動画 | 1080p@30/60fps |
フロントカメラ (前面)
「Redmi 9T」が800万画素となっているのに対し、「OPPO A73」は1,600万画素のシングルカメラとなっていて、前面のカメラの性能は「OPPO A73」の方が優れています。
フロントカメラ | ||
Redmi 9T |
画素数 | 8MP |
撮像素子 | CMOS | |
絞り値 | F2.48 | |
AF | ― | |
動画 | 1080p@30fps | |
OPPO A73 |
画素数 | 16MP |
撮像素子 | CMOS | |
絞り値 | F2.0 | |
AF | ― | |
動画 | 1080p@30fps |
ボディの比較
サイズ/重量
「OPPO A73」の本体サイズが159.8mm (高さ) ×72.9mm (横幅) ×7.45mm (厚さ)/重量が約162gであるのに対して、「Redmi 9T」は本体サイズが162.3mm (高さ) ×77.3mm (横幅) ×9.6mm (厚さ)/重量が約198g。「OPPO A73」の方が薄くスリムで軽く、持ちやすいボディになっています。また、どちらも防水や防塵には対応していませんが、「Redmi 9T」には撥水加工が施されています
ボディ | |||
Redmi 9T |
本体カラー | Ocean Green | |
Carbon Gray | |||
サイズ | 縦幅 | 約162.3mm | |
横幅 | 約77.3mm | ||
厚さ | 約9.6mm | ||
重量 | 約198g | ||
OPPO A79 |
本体カラー | Dynamic Orange | |
Navy Blue | |||
サイズ | 縦幅 | 約159.8mm | |
横幅 | 約72.9mm | ||
厚さ | 約7.45mm | ||
重量 | 約162g |
ディスプレイの比較
画面/表示
「OPPO A73」と「Redmi 9T」のどちらも画面解像度はフルHD+ですが、「Redmi 9T」が6.53インチ (アスペクト比19.5:9) のIPS液晶ディスプレイを採用しているのに対し、「OPPO A73」は6.44インチ (アスペクト比20:9) の有機ELディスプレイで、「OPPO A73」の方が表示が鮮やかになっています。
ディスプレイ | ||
Redmi 9T |
画面サイズ | 約6.53インチ |
画面比率 | 19.5:9 | |
カメラ部分 | 水滴型ノッチ | |
画面占有率 | 83% | |
パネル種類 | IPS LCD | |
画面解像度 | 2,340×1,080 | |
画素密度 | 395ppi | |
ガラス | Gorilla Glass 3 | |
OPPO A73 |
画面サイズ | 約6.44インチ |
画面比率 | 20:9 | |
カメラ部分 | 水滴型ノッチ | |
画面占有率 | 90.7% | |
パネル種類 | AMOLED | |
画面解像度 | 2,400×1,080 | |
画素密度 | 408ppi | |
ガラス | Gorilla Glass 3 |
パフォーマンスの比較
チップセット
「Redmi 9T」と「OPPO A73」どちらも、チップセット (SoC) にはミドルレンジ向けの「Snapdragon 662 (SM6115)」を採用しています。
チップセット (SoC) | ||
Redmi 9T OPPO |
メーカー | Qualcomm |
モデル | Snapdragon 662 | |
プロセス | 11nm | |
CPU | Kryo 260 | |
コア数 | オクタコア (8コア) | |
クロック | 2.0GHz+1.8GHz | |
GPU | Adreno 610 | |
モデム | Snapdragon X11 LTE |
メインメモリー
「Redmi 9T」と「OPPO A73」どちらもメインメモリ (RAM) の容量は4GBになっています。
メインメモリー (RAM) | ||
Redmi 9T | 容量 | 4GB |
規格 | LPDDR4X | |
OPPO A73 | 容量 | 4GB |
規格 | LPDDR4X |
ストレージ
「Redmi 9T」と「OPPO A73」どちらも内蔵ストレージ (RAM) の容量は64GBで、「OPPO A73」は最大256GBのmicroSDXCカード、「Redmi 9T」」は最大512GBのmicroSDXCカードに対応しています。
内蔵ストレージ (ROM) | ||
Redmi 9T | 容量 | 64GB |
規格 | UFS 2.1 | |
OPPO A73 | 容量 | 64GB |
規格 | UFS 2.1 | |
外部ストレージ (microSD) | ||
Redmi 9T | 容量 | 最大512GB |
規格 | SD/SDHC/SDXC | |
OPPO A73 | 容量 | 最大256GB |
規格 | SD/SDHC/SDXC |
バッテリーの比較
バッテリー容量/急速充電
「OPPO A73」が4,000mAhバッテリーを搭載しているのに対して、「Redmi 9T」は1回の充電で約2.5日以上の駆動を実現する6,000mAhの大容量バッテリーになっています。
バッテリー | ||
Redmi 9T |
容量 | 6,000mAh |
急速充電 | QC 3.0 (18W) | |
連続通話 | 約38時間 | |
連続待受 | 約743時間 | |
ワイヤレス | 非対応 | |
OPPO A73 |
容量 | 4,000mAh |
充電規格 | QC 3.0 (18W) | |
連続通話 | 約15時間 | |
連続待受 | 約380時間 | |
ワイヤレス | 非対応 |
その他の機能
生体認証
「Redmi 9T」と「OPPO A73」どちらも生体認証は指紋認証と顔認証に対応してますが、「Redmi 9T」が本体側面の電源ボタンに指紋センサーを搭載しているのに対して、「OPPO A73」はディスプレイ内に指紋センサーを搭載しています。
おサイフケータイ (FeliCa)
「Redmi 9T」と「OPPO A73」どちらもFeliCaは非搭載で、おサイフケータイなどの非接触決済サービスは利用できません。
ワンセグ/フルセグ
「Redmi 9T」と「OPPO A73」どちらもワンセグやフルセグには対応していません。
eSIM
「Redmi 9T」はnanoSIMスロットを2基搭載していますが、「OPPO A73」はnanoSIMスロット 1基のほかにeSIMにも対応しています。
DSDS/DSDV
「Redmi 9T」と「OPPO A73」どちらもDSDV (デュアルSIMデュアルVoLTE) に対応し、2枚のSIMで4G+4Gの同時待受けが可能です。
対応キャリア
「Redmi 9T」はドコモ、au、ソフトバンクに対応してますが、「OPPO A73」は、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアのほか、楽天モバイルでも利用可能になっています。
まとめ
「Redmi 9T」と「OPPO A73」のどちらがオススメ?
Xiaomiのミドルレンジモデル「Redmi 9T」と「OPPO A73」を比較すると、どちらも、チップセット、メインメモリーや内蔵ストレージの容量に違いは無く、eSIMに対応している点や鮮やかな画面表示を求めるなら「OPPO A73」ですが、大容量バッテリーの容量や価格を重視するなら「Redmi 9T」の方がオススメです。
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