TCL 10 Pro (ティーシーエル テン プロ)/レビュー


Source: “TCL“

TCL 10 Pro/詳細

TCLコミュニケーションの正規代理店FOXは、SIMフリーのAndroidスマートフォン「TCL 10 Pro」を発表しました。2020年5月29日 (金) より、FOX公式オンラインストアのほか、ビックカメラグループ、ヨドバシカメラ、Amazon.co.jp、goo Simsellerなどにて順次発売し、販売価格は44,800円 (税込) になっています。

特徴・メリット (長所)

  • 背面にAI対応の4眼カメラを搭載している。
  • 6.47インチ (19.5:9) の有機ELディスプレイを搭載している。
  • HDR10をサポートしているので、NetflixのHDRコンテンツが視聴できる。
  • QC3.0に対応した4,500mAhの大容量バッテリーを搭載している。
  • 生体認証が指紋認証 (画面内) と顔認証に対応している。

注意点・デメリット (欠点)

  • 防水/防塵には対応していない。
  • ワンセグ/フルセグには対応していない。
  • おサイフケータイ (Felica) には対応していない。
  • ステレオスピーカーではなくモノラルスピーカーを採用している。
  • SIMスロットがシングルでDSDS (デュアルSIMデュアルスタンバイ) やDSDV (デュアルSIMデュアルスタンバイ) には対応していない。

カメラ

アウトカメラ

背面のカメラは6,400万画素 (メイン) +1,600万画素 (広角) +500万画素 (マクロ) +200万画素 (低照度) のクアッドカメラ。

メインカメラにはSamsungのCMOSイメージセンサー「ISOCELL Bright GW1」を採用し、4画素を1つの画素として扱うことで感度を上げる「Tetracell」によって、低照度環境でも明るく鮮明な画像が撮影可能。瞬時にピントを合わせる「像面位相差オートフォーカス (PDAF)」のほか、暗い場所でも精度の高いピント合わせを行う「レーザーオートフォーカス (LDAF)」を搭載。暗所での撮影時に自動で切り替わる「low-light」モードやAIのシーン認識機能にも対応しています。

また、広角カメラでは画角123°の超広角撮影、マクロカメラでは2cmの距離まで近づいて接写が可能となっており、暗所撮影用のカメラは2.9μmという大型ピクセルサイズのセンサーで夜間でもノイズを抑えて鮮明に撮影できます。

AIが自動で被写体を追尾してズームするほか、手ブレ補正によって安定した動画撮影が可能。4K動画の撮影や、960fpsのスーパースローモード撮影にも対応しています。

概要
カメラ1有効画素数64MP
レンズ6P lens
センサー1/1.7″ GW1
画素サイズ0.8μm
画角79°
絞り値f/1.79
カメラ2 有効画素数 16MP
レンズ5P lens
センサー1/3″ 3P9
画素サイズ1.0μm
画角約123°
絞り値f/2.4
カメラ3有効画素数5MP
レンズ3P lens
センサー1/5″ GC5035
画素サイズ1.12μm
画角83°
絞り値f/2.2
カメラ4有効画素数2MP
レンズ5P lens
センサー1/2.8″ OV02K10
画素サイズ2.9μm
画角77°
絞り値f/1.8
オートフォーカスCDAF, PDAF, LDAF
デジタルズーム約10倍
動画撮影 (最大)4K UHD 30fps
フラッシュ Dual Single-tone 
LED Flash

 

インカメラ

前面のカメラは2,400万画素で、OmniVisionのCMOSイメージセンサー「OV24B」を採用するほか、美顔補正機能も搭載しています。

概要
カメラ1有効画素数    24MP   
レンズ5P lens
センサー1/2.8″ OV24B
画素サイズ0.9μm
画角79.6°
絞り値f/2.0
オートフォーカスFixed focus
動画撮影 (最大)1080p FHD 30fps
フラッシュ  LCD Flash  

ボディ

外観/デザイン

両面が3Dガラスによって覆われたモダンなシンメトリーデザイン。高級感のあるマットな質感と側面のメタルフレーム。本体カラーは「フォレスト ミストグリーン」「エンバーグレイ」の2色を展開し、自然にインスパイアされたグラデーションとなっています。

概要
本体カラーForest Mist Green
Ember Gray
防水/防塵
サイズ 縦幅 約158.5mm
横幅約72.4mm
厚さ約9.0mm
重量   約177g   

ディスプレイ

画面/表示

約6.47インチ (アスペクト比 19.5:9)有機ELディスプレイを採用し、解像度はフルHD+ (2,340×1,080ドット)。上部中央のフロントカメラ部分には水滴型ノッチ (切り欠き) を備え、ベゼルレスなデザインで93%の画面占有率を実現。カバーガラスは耐傷性に優れたコーニング社の強化ガラス「Gorilla Glass 5 (ゴリラガラス5)」となっています。

テレビで培った独自の映像技術「NXTVISION」を搭載し、986nits (APL=1%) の高輝度、200万:1以上の高コントラスト、デジタルシネマ規格「DCI-P3」の広色域に対応。色差ΔEが1未満の精度で、正確な色再現が可能になっています。

HDRの標準規格である「HDR10」をサポートしており、NetflixなどのHDRコンテンツが視聴可能。SDRコンテンツをHDR相当へとコンバートして表示する「SDR-to-HDR機能」も搭載しています。

TÜV Rheinlandによる認定を受けた「ブルーライト軽減」のほか、環境光センサーを使用した色調調整、読書モード、目とバッテリーに優しい「ダークモード」などに対応。ディスプレイ内に指紋認証センサーも内蔵しています。

概要
画面サイズ    約6.47インチ  
パネル種類OLED
画面比率19.5:9 
インカメラ部分 水滴型ノッチ
画面占有率93%
画面解像度FHD+
リフレッシュレート 最大90Hz
輝度986nits
画素密度398ppi
カバーガラスGorilla Glass 5

パフォーマンス

チップセット

チップセット (SoC) は64bit対応の「Snapdragon 675」を搭載しています。11nmプロセスで製造され、CPUコアはARM Cortex-A76ベースの「Kryo 460 Gold (2コア/2.0GHz)」とARM Cortex-A55ベースの「Kryo 460 Silver (6コア/1.7GHz)」のオクタコア。GPUコアに「Adreno 612」を採用するほか、DSP「Hexagon 685」、ISP「Spectra 250L」、LTEモデム「Snapdragon X12 LTE」などを統合したミドルレンジ向けSoC。ある程度は3Dゲームも快適にプレイできる性能を備えています。

概要
SoC メーカー Qualcomm
モデルSnapdragon 675
プロセス11nm LPP
CPUKryo 460
コア数オクタコア (8コア)
クロック最大2.0GHz
ISPSpectra 250L
DSPHexagon 685
GPUAdreno 612
モデムSnapdragon X12 LTE

メインメモリー

メインメモリ (RAM) の容量は6GBとなっています。

概要
RAM  容量  6GB
規格   LPDDR4x   

ストレージ

内蔵ストレージ (ROM) の容量は128GB、外部ストレージは最大256GBのmicroSDカードに対応しています。

概要
ROM 容量  128GB
規格UFS 2.1
microSD 容量最大256GB
規格 SD/SDHC/SDXC  

バッテリー

容量/充電

バッテリー容量は4,500mAhとなっていて、急速充電は「Quick Charge 3.0 (QC 3.0)」をサポートし、35分で最大50%のバッテリーを充電できるほか、リバースチャージに対応しているので、OTGケーブルで接続すれば、モバイルバッテリーとして他のデバイスに給電することも可能です。

概要
容量   4,500mAh   
急速充電QC 3.0, 9V/2A
充電時間約2時間
連続通話 LTE  約18時間
3G約28時間
2G約20時間
連続待受LTE約600時間
3G約528時間
2G約382時間
リバースチャージ対応 (5V/1.5A)
ワイヤレス充電非対応

ユーザーインターフェース

OS/UI

出荷時のOSは「Android 10」で、独自のカスタムUI「TCL UI」を採用しています。ロック画面に日付、時刻、バッテリー残量、通知などを表示する (待受画面ディスプレイ) ほか、ロック解除の画面からアプリや機能を呼び出せる「クイックローンチ」や、画面の縁をスライドしてショートカットメニューを表示する「曲面バーショートカット」といった機能を搭載し、本体側面に配置された「スマートキー」は各種アプリの起動などを設定できます。

赤外線を使用した家電操作が可能で、音楽再生時には「スーパーBluetooth」によって最大4つのスピーカーと接続し、臨場感のあるステレオサウンドを楽しむことができます。

生体認証は、ディスプレイ内に内蔵されたセンサーによる「指紋認証」のほか、インカメラによる「顔認証」に対応。

 

ネットワーク (対応キャリア)

docomo回線

LTEバンドがBand 1/Band 3/Band 19、3Gバンド (W-CDMA) がBand 1/Band 6に対応し、VoLTEもサポート。主要な周波数帯をカバーしているので、ドコモ回線のSIMカードで問題なく利用できます。

au回線

LTEバンドがBand 1/Band 3/Band 18/Band 26に対応し、au VoLTEもサポートしているので、au回線のSIMカードで問題なく利用できます。

SoftBank/Y!mobile回線

LTEバンドがBand 1/Band 3/Band 8、3Gバンド (W-CDMA) がBand 1/Band 8に対応し、VoLTEもサポートしているので、SoftBank (Y!mobile) 回線のSIMカードで問題なく利用できます。

カラーバリエーション

本体カラーはと「Ember Gray (エンバーグレイ)」と「Forest Mist Green (フォレストミストグリーン)」の2色展開になっています。

Ember Gray

Forest Mist Green

スペック (性能) 一覧

スペック表
メーカーTCL Communication
モデルTCL 10 Pro
型番T799B
発売日2020年5月29日 (金)
販売価格44,800円 (税込)
OS/UIAndroid 10/TCL UI
ディスプレイ約6.47型 有機EL (FHD+)
チップセットSnapdragon 675
RAM6GB
ROM128GB
microSD最大256GB
カメラ背面64MP+16MP+2MP+5MP
前面24MP
バッテリー4,520mAh
急速充電QC 3.0
ワイヤレス充電
コネクタUSB Type-C
イヤホンジャック搭載
スピーカーモノラル
SIMカードnanoSIM
DSDS/DSDV
CA
通信速度DL最大400Mbps
UL最大75Mbps
BandFDD-LTE
B1/3/8/18/19/26
W-CDMA
B1/6/8/9/19
GSM/EDGE
850/900/1800/1900MHz
対応キャリア3キャリア対応
VoLTE
テザリング
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac
BluetoothBluetooth® 5.0
測位方式GPS
A-GPS
GLONASS
GALILEO
Beidou
センサー類NFC
指紋センサー
赤外線センサー
電子コンパス
加速度センサー
光センサー
近接センサー
ジャイロセンサー
生体認証指紋認証, 顔認証
ハイレゾ再生
ワンセグ
NFC
おサイフケータイ
ジャイロスコープ
防水/防塵
耐衝撃
カラーフォレストミストグリーン
エンバーグレー
サイズ158.5×72.4×9.0mm
(高さ×横幅×厚さ)
重量約177g

TCL 10 Pro/セット販売 (MVNO)

TCLコミュニケーションの正規代理店であるFOXは、SIMフリーのAndroidスマホ「TCL 10 Pro」を2020年5月29日 (金) に発売します。HDR10対応の有機ELディスプレイやAIクアッドカメラを搭載した高機能ミドルレンジモデル。公式オンラインストアや家電量販店のほか、Amazon.co.jp、goo Simsellerなどにて順次に販売開始し、OCNモバイルONEの格安SIMとセットなら2万円台でも購入可能になっています。

キャンペーン・セール情報

<キャンペーン/セールの一覧>

キャンペーンなし

OCNモバイルONE

OCNモバイルONEは、NTTコミュニケーションズのドコモ回線に対応した格安SIMサービス。メールアドレスや公衆無線LAN (Wi-Fiスポット) が無料で利用できる、光回線 (OCN光, OCN for ドコモ光など) とのセット利用で月額料金が毎月 税込220円割引になるなど、サービス内容が非常に充実していて、人気の定額制音楽配信サービスがデータ消費ゼロになる「MUSICカウントフリーオプション」も追加料金ナシで利用することができます

概要
回線docomo
初期費用  3,733円 (税込)  
月額料金データ858円 (税込) ~
音声770円 (税込) ~
端末代金
一括払い販売終了
分割払い

 

»OCNモバイルONEの詳細・評判・口コミ

 

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