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周波数帯 (バンド) とは?

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周波数帯 (バンド) って何?

周波数帯 (バンド) とは、電波の周波数の範囲で、電波の通り道のようなものです。スマートフォンを含む携帯電話で利用する周波数は、総務省が各キャリアに割り当てています。携帯電話の電波は極超短波(UHF)と呼ばれ、直進性が強く、多少の山や建物の陰にも回り込んで伝わり、小規模な送受信設備でも通信できることから、幅広い分野で利用されていて、テレビ放送やタクシー無線などにも使われています。

SIMフリーやSIMロックを解除したスマホで格安SIMを利用する際に、対応する周波数帯 (バンド) を確認しておくことが重要になります。3GとLTEの周波数帯は、国や地域、キャリアなどによって異なり、対応している周波数帯 (バンド) が少ないと、地方に行ったときや混雑時につながりにくかったり、つながらなかったりしてしまいます。

LTE BAND

LTE

LTE (Long Term Evolution) は、携帯電話用の高速無線通信の規格になります。「3G」を高速化したもので、従来「3.9G」と呼ばれていましたが、現在は「4G」に含めてもよいとされています。上り(送信)/下り(受信)双方の通信をどのように実現するかによって、「FDD (周波数分割多重) 」と「TDD (時分割多重) 」の2つの通信方式があります。

FDD-LTE (Band1~32/65~255)

多重化にFDD (Frequency Division Duplex) 方式を採用。上り方向と下り方向の通信を同時に行うために、それぞれに異なる周波数帯を利用します。単にLTEといった場合には、通常はFDD-LTEのことを意味する場合が多いです。

TD-LTE (Band33~46)

多重化にTDD (Time Division Duplex) 方式を採用。上り方向と下り方向の通信を同時に行うために、同じ周波数帯を極めて短い単位時間 (タイムスロット) に分割し、上りと下りで交互に切り替えて利用します。ソフトバンクグループのWCP(Wireless City Planning)が提供する「AXGP」、KDDIグループのUQコミュニケーションズが提供する「WiMAX 2+」などがあります。

LTE Band

Band 1

Band1(2.1GHz帯)は、日本全国に基地局があり、速度も速く、3大キャリア(docomo/au/SoftBank)がLTEとして利用。「IMTコアバンド」と呼ばれ、海外でも広く使われている周波数帯で、海外の端末でも対応している製品が多い。日本では2GHz帯と呼ばれることもある。

Band 3

docomo(ドコモ)が主に東名阪で使用しているLTE限定の周波数帯で、下り最大150Mbps。Band 9を包括している。都内などは2.1GHz帯(Band 1)と1.7GHz帯(Band 3)が併用。日本では1.7GHzと呼ばれているが、海外では1.8GHzと呼ばれることが多い。Y!mobile(ワイモバイル)にも割り当てられ、メインバンドとなっている。

Band 8

SoftBank(ソフトバンク)のプラチナバンド。下り最大75Mbps。docomo(ドコモ)のプラチナバンドよりも国際的にメジャーで対応しているSIMフリー端末が多くなっています。

Band 9

Band 3に内包されている。

Band 11

主にトラフィック対策として利用。au(エーユー)とSoftBank(ソフトバンク)に割り当てられる。

Band 18

au(エーユー)のメインで使用しているプラチナバンド。電波が届きやすく、広い場所をカバーできる。地方で多く使われている「エリア対策用」とも言われる周波数帯が800MHz帯。都市部でも、ビル内など電波が入り込みづらいところにはこの周波数帯が利用されている。海外ではそれほどポピュラーな周波数帯ではないため、対応している端末はあまり多くない。

Band 19

docomo(ドコモ)のプラチナバンド。電波が届きやすく、広い場所をカバーできる。地方で多く使われている「エリア対策用」とも言われる周波数帯が800MHz帯。都市部でも、ビル内など電波が入り込みづらいところにはこの周波数帯が利用されている。海外ではそれほどポピュラーな周波数帯ではないため、対応している端末はあまり多くない。

Band 21

docomo(ドコモ)が地方都市で高速化のために整備している日本独自の周波数帯。東北、四国、北陸などの地方都市が中心で、東名阪でも提供している。海外端末で対応している製品は少ない。下りの通信速度は112.5Mbps。

Band 26

au回線でMFBI(Multi-Frequency Band Indicator)方式で運用さており、Band18が利用できるエリアの中で利用できるエリアが存在する。Band18に対応していない端末でもMFBI対応端末であればBand18を利用可能。

Band 28

電波の浸透性が高いプラチナバンド。地上デジタルテレビ放送への完全移行に伴い、周波数再編により、2015年に新たな周波数帯としてdocomo(NTT)・au(KDDI)・Y!mobileの3社に割り当てられた。

Band 41

KDDIグループのUQコニュニケーションズとソフトバンクグループのWCP(Wireless City Planning)に割り当てられた帯域で、それぞれ、Wimax2+(UQ)・AXGP(WCP)を提供している。

Band 42

主に都市部の通信混雑の緩和とキャリアアグリゲーションによる最大通信速度の底上げのために利用さている。

キャリア別の対応バンド (LTE)

BAND 周波数帯 docomo KDDI(au) SoftBank
Band 1 2.1GHz
Band 3 1.7GHz
Band 6 800MHz
Band 8 900MHz
Band 9 1.7GHz
Band 11 1.5GHz
Band 18 800MHz
Band 19 800MHz
Band 21 1.5GHz
Band 26 800MHz
Band 28 700MHz
Band 41 2.5GHz ○ (UQ) ○ (WCP)
Band 42 3.5GHz

※SoftBankにはY!mobileに割り当てられている分も合わせて記載しています。

3G BAND

第3世代移動通信システム。現在は主に電話回線として利用されている事が多く、速度は遅いが電波が強く屋内まで届きやすいのが特徴です。3Gの規格にはdocomoとSoftBankが利用している「W-CDMA」と、au (KDDI) が利用している「CDMA2000」があり、それぞれ「3GPP」と「3GPP2」によって規格されています。また、SIMフリー端末では、「CDMA2000」に対応している端末は少なく、「W-CDMA」に対応している端末の方が多くなっています。

W-CDMA 国内対応バンド

BAND 周波数帯 キャリア
Band I (1) 2.1GHz docomo/SoftBank
Band VI (6) 800MHz docomo
Band VIII (8) 900MHz SoftBank
Band IX (9) 1.7GHz docomo/Y!mobile
Band XI (11) 1.5GHz SoftBank
Band XIX (19) 800MHz docomo

CDMA2000 国内対応バンド

BAND CLASS 周波数帯 キャリア
BC 0-2 800MHz KDDI(au)
BC 6 2.1GHz KDDI(au)

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