Xiaomi (シャオミ) は、5G対応のAndroidスマートフォン「Xiaomi 14T Pro」を発表しました。ライカ監修トリプルカメラや144Hz駆動の有機ELディスプレイ、 ハイエンドSoC Dimensity 9300+のほか、120W急速充電やワイヤレス充電対応の5,000mAhバッテリーを搭載し、防水防塵、おサイフケータイ (FeliCa) にも対応したハイエンドモデル。2024年11月下旬の発売予定になっています。
Source: “Xiaomi“
Xiaomi 14T Pro/概要
概要
Xiaomi 14T Pro (シャオミ フォーティーンティ プロ) は、2024年9月に発表されたXiaomi 14Tシリーズの最上位モデル。
アウトカメラは5,000万画素 (メイン) +5,000万画素 (望遠) +1,200万画素 (広角) のトリプルレンズ。インカメラは3,200万画素。6.7インチの有機ELディスプレイを採用し、解像度は2,712×1,220ピクセル (1.5K)。最大144Hzのリフレッシュレート、最大480Hzのタッチサンプリングレートをサポート。
チップセット (SoC) はDimensity 9300 Plus。Googleの生成AI「Gemini」を搭載し、画面をなぞるだけで検索できる「かこって検索」に対応するほか、文字起こしや翻訳などを行うAI言語機能、写真の背景に合わせて周辺の様子を生成して背景を拡大する「AI拡大」などのきのうが利用可能。
5,000mAhの大容量バッテリーは、120W急速充電 (Xiaomi HyperCharge) や10Wワイヤレス充電 (Qi) に対応。IPX8の防水性能、IP6Xの防塵性能を備え、FeliCa (おサイフケータイ) にも対応したフラッグシップスマートフォン。
特徴やメリット (長所)
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注意点やデメリット (欠点)
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対応キャリア
楽天モバイルの楽天回線対応製品に記載はなく、ドコモ 5Gのn79 (4.5GHz帯) には非対応ですが、3キャリア (MNO) のSIM/eSIMが利用可能です。
対応キャリア | ||
docomo回線 | 5G通信 | 〇 (n79は非対応) |
4G通信 | 〇 | |
3G通信 | 〇 | |
au回線 | 5G通信 | 〇 |
4G通信 | 〇 | |
3G通信 | ― | |
SoftBank回線 | 5G通信 | 〇 |
4G通信 | 〇 | |
3G通信 | 〇 | |
Rakuten回線 | 5G通信 | (〇) |
4G通信 | (〇) |
カラーバリエーション
本体のカラーバリエーションは「Titanium Black (チタンブラック)」「Titanium Blue (チタンブルー)」「Titanium Gray (チタングレー)」の3色が用意されています。
チタンブラック
チタンブルー
チタングレー
スペック一覧
スペック表 | ||
メーカー | Xiaomi | |
モデル | Xiaomi 13T Pro | |
型番 | SoftBank | A402XM |
SIMフリー | 2407FPN8ER | |
発売日 | SoftBank | 2024年11月下旬以降 |
SIMフリー | 2024年11月29日 (金) | |
販売価格 | SoftBank | 価格未定 |
SIMフリー | 10万9,800円 (税込) | |
カメラ |
背面 | 50MP | 50MP | 12MP |
前面 | 32MP | |
動画撮影 | 背面 | 8K 24/30fps, 4K 24/30/60fps, 1080p 30/60fps |
前面 | 4K 30fps, 1080p 30/60fps | |
OS | Xiaomi HyperOS (Android 14ベース) | |
画面 | サイズ | 約6.67インチ (20:9) |
種類 | AMOLED | |
解像度 | 2712×1220ドット | |
画素密度 | 446ppi | |
リフレッシュレート | 最大144Hz | |
タッチサンプリングレート | 最大480Hz | |
チップセット |
MediaTek Dimensity 9300+ | |
メインメモリー | 12GB (LPDDR5X) | |
内蔵ストレージ | 256GB/512GB (UFS 4.0) | |
外部ストレージ | 非対応 | |
バッテリー | 容量 | 5,000mAh |
急速充電 | 120W Xiaomi Hyper Charge | |
充電時間 | 約19分 | |
ワイヤレス充電 | 対応 (最大10W) | |
コネクタ | USB Type-C | |
イヤホンジャック | ー | |
SIMカード | nanoSIM, eSIM | |
DSDS/DSDV | 〇 | |
キャリアグリゲーション | 〇 | |
通信速度 | 受信時 | (確認中) |
送信時 | (確認中) | |
Band | 5G NR | n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n25, n26, n28, n38, n40, n41, n48, n66, n75, n77, n78 |
4G LTE | B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B13, B17, B18, B19, B20, B25, B26, B28, B32, B38, B39, B40, B41, B42, B48, B66 | |
3G | B1, B2, B4, B5, B6, B8, B19 | |
対応キャリア | docomo, au, SoftBank | |
VoLTE | 〇 | |
テザリング | 〇 | |
Wi-Fi | Wi-Fi 7 (2.4GHz, 5GHz, 6GHz) | |
Bluetooth | ver5.4 | |
測位方式 | GPS (L1+L5), Galileo (E1+E5a+E5b), Glonass (G1), Beidou, NavIC (L5) |
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センサー類 | NFC, FeliCa, 指紋センサー, 電子コンパス, 加速度計, フリッカーセンサー, 環境光センサー, 近接センサー, ジャイロスコープ, X軸リニア振動モーター, 赤外線ブラスター | |
生体認証 | 指紋認証 | 〇 (画面内) |
顔認証 | 〇 | |
スピーカー | ステレオスピーカー | |
ハイレゾ | 〇 | |
ワンセグ/フルセグ | ー/ー | |
NFC/FeliCa | 〇/〇 | |
防水/防塵 | IPX8/IP6X | |
カラー | Titanium Black, Titanium Blue, Titanium Gray | |
サイズ | 高さ | 約160.4mm |
横幅 | 約75.1mm | |
厚さ | 約8.39mm | |
重量 | 約209g |
Xiaomi 14T Pro/スペック詳細
Xiaomi 14T Pro (シャオミフォーティーンティープロ) は、Leica監修の5,000万画素トリプルカメラや144Hz駆動のAMOLEDディスプレイ、ステレオスピーカー、MediaTek Dimensity 9300+、12GBメモリー、256GB/512GBストレージ、120W急速充電やワイヤレス充電に対応した5,000mAhバッテリーを搭載し、IP68相当の防水防塵に対応するほか、おサイフケータイやマイナンバー機能も利用可能な高コスパハイエンドモデル。
カメラ
アウトカメラ/インカメラ
アウトカメラは、5,000万画素 (メイン) +5,000万画素 (望遠) +1,200万画素 (広角) のトリプルレカメラシステム。メインカメラは、光学式手ブレ補正 (OIS) に対応。Leica Vario-Summilux光学レンズ、Xiaomi独自のイメージセンサー Light Fusion 900 (1/1.31インチ) を採用し、13.5EVの広いダイナミックレンジと14 bitの色深度を実現。望遠カメラは約2.6倍の光学ズーム、広角カメラは120度の超広角撮影に対応。ポートレートモードは、焦点を被写体に合わせて、よりリアルで自然な写真を実現する「Leica Portrait」と、23~75mmの焦点領域で撮影可能な「Master Portrait」の2種類のスタイル。10bit Rec 2020、HDR10+、8k 30fpsや4k 60fpsの動画撮影も可能。インカメラは3,200万画素となっています。
概要 | |||
背面 | カメラ1 (広角) |
有効画素数 | 50MP |
センサー | 1/1.31″ Light Fusion 900 | ||
画素サイズ | 1.2μm | ||
FOV | 85° | ||
焦点距離 | 23mm | ||
絞り値 | f/1.68 | ||
カメラ2 (望遠) |
有効画素数 | 50MP | |
センサー | 1/2.76″ Samsung ISOCELL JN1 | ||
画素サイズ | 0.64μm | ||
FOV | 40° | ||
焦点距離 | 50mm | ||
絞り値 | f/2.0 | ||
カメラ3 (超広角) |
有効画素数 | 12MP | |
センサー | 1/3″ OmniVision OV13B | ||
画素サイズ | 1.12μm | ||
FOV | 120° | ||
焦点距離 | 15mm | ||
絞り値 | f/2.2 | ||
オートフォーカス | PDAF | ||
動画撮影 | 8K 24/30fps, 4K 24/30/60fps, FHD HDR10+, 10bit Rec.2020, Gyro-EIS |
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フラッシュ | LED Flash | ||
前面 | カメラ1 (広角) |
有効画素数 | 32MP |
センサー | 1/1.28″ Samsung ISOCELL KD1 | ||
画素サイズ | 0.64μm | ||
画角 | 80.8° | ||
焦点距離 | 25mm | ||
絞り値 | f/2.0 | ||
オートフォーカス | ー | ||
動画撮影 | 4K 30fps, 1080p 30/60fps, HDR10+ | ||
フラッシュ | ー |
ディスプレイ
画面表示
6.67インチのAMOLEDディスプレイを採用し、画面解像度は2,712×1,220ピクセル (1.5K)。12bit (約680億色) の色表現、4,000nitsのピーク輝度、DCI-P3の色域、500万:1のコントラスト比、最大144Hzのリフレッシュレートに対応するほか、Dolby VisionやHDR10+をサポート。Dolby Atmos対応のステレオスピーカーも搭載しています。
概要 | ||
画面サイズ | 6.67インチ | |
アスペクト比 | 20:9 | |
画面占有率 | 89.1% | |
パネルタイプ | AMOLED | |
画面解像度 | 2712×1220px | |
画素密度 | 446ppi | |
色深度 | 12bit (約687億色) | |
ピーク輝度 | 1600nits (HBM)/4000nits (peak) | |
リフレッシュレート | 最大144Hz | |
タッチサンプリングレート | 最大480Hz |
パフォーマンス
SoC/RAM/ROM
チップセット (SoC) はTSMC 4nmプロセスのDimensity 9300+。CPUは、3.4GHzのウルトラコア (Cortex-X4) が1つ、2.85GHzのパフォーマンスコア (Cortex-X4) が3つ、2.0GHzの高効率コア (Cortex-A720) が4つのオクタコア。12コアGPUのImmortalis-G720 MC12を採用し、前世代モデル (Xiaomi 13T Pro) と比較して、CPU性能は37%、GPU性能は44%向上しているほか、MediaTek NPU 790が搭載されたことで、デバイス上のAI処理は2倍の高速化を実現。
メインメモリ (RAM) の容量は12GBとなっていて、最大8GB/16GBまで仮想メモリを増設可能。内蔵ストレージ (ROM) の256GB/512GB、外部ストレージは非対応になっています
概要 | ||
SoC | メーカー | MediaTek |
モデル | Dimensity 9200 Plus | |
プロセス | 4nm (TSMC N4P+) | |
CPU | 1x ARM Cortex-X4 (3.4GHz) 3x ARM Cortex-X4 (2.85GHz) 4x ARM Cortex-A720 (2.0GHz) |
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NPU | MediaTek NPU 790 | |
GPU | Arm Immortalis-G720 MC12 | |
ISP | MediaTek Imagiq 990 | |
モデム | MediaTek T830 | |
RAM | 容量 | 12GB |
規格 | LPDDR5X 8533Mbps | |
ROM | 容量 | 256GB/512GB |
規格 | UFS 4.0 | |
microSD | 容量 | 非対応 |
規格 | ||
冷却システム | Xiaomi 3D IceLoopシステム |
バッテリー
容量/充電
5,000mAhバッテリーを搭載し、駆動時間は最大15.7時間。Xiaomi Surgeバッテリーマネジメントシステムによって前世代モデルと比較してバッテリー寿命が約60%向上、1600回充電しても容量の80%が使用可能となっているほか、120W急速充電 (Xiaomi HyperCharge) や10Wワイヤレス充電 (Qi) にも対応。
概要 | ||
容量 | 5,000mAh | |
急速充電 | 120W HyperCharge | |
充電時間 | 約19分 | |
連続通話 | 4G通信 | 約2409分 |
連続待受 | 5G通信 | 約427時間 |
4G通信 | 約503時間 (FDD-LTE)/約451時間 (AXGP) | |
ワイヤレス充電 (Qi) | 〇 (10W) |
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