Source: “ASUS JAPAN“
ZenFone 7 (ZS670KS)/詳細
ASUS JAPAN (エイスースジャパン) は、2020年10月23日 (金) に5G対応のSIMフリースマートフォン「ZenFone 7 (ゼンフォンセブン)」を発売しました。フリップ式の高性能な3眼カメラのほか、Snapdragon 865、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、国内の5Gネットワークにも対応したハイエンドモデル。公式オンラインストア (ASUS Store) やECサイトのほか、エキサイトモバイル、OCNモバイルONE (goo Simseller)、IIJmio、NifMo、LinksMateなどのMVNO (格安SIM) にて順次発売し、公式オンラインストアの販売価格は85,800円 (税込) になっています。
特徴・メリット (長所)
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注意点・デメリット (欠点)
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カメラ
アウトカメラ/インカメラ
カメラの仕様は6,400万画素 (メイン/広角) +1,200万画素 (超広角) +800万画素 (望遠) のトリプルカメラ。前モデル「ZenFone 6 (ZS630KL)」と同様に180°回転する「フリップカメラ」を採用し、高性能なアウトカメラをインカメラとしても使用できます。
メインの広角カメラは、SONY製のCMOS
超広角カメラは、SONY製のCMOS
カメラが自動で回転してパノラマ撮影を行う「オートパノラマ」や、被写体にフォーカスを合わせることでカメラが回転して被写体を自動で追尾する「モーショントラッキング 2.0」といった機能も搭載。ポートレートモードでは、ファインダーで確認しながら背景のぼかし具合をリアルタイムで調整できるでほか、撮影後でもボケの調節が可能になっています。
動画撮影は8K UHD @30fps/4K UHD @60fpsに対応し、画面内の任意の場所にタップするとスムーズにズームインできる「Free Zoom」を搭載。HyperSteadyモードでは電子式手ブレ補正 (EIS) によってブレを抑え、動きながらでも安定した動画を撮影できます。
本体に内蔵された3つのマイクで任意の方からの音を強調して録音できるほか、ズームに合わせて音声も拡大する「マイクフォーカス」や、独自のアルゴリズムでマイクに入る風切り音を軽減する機能を搭載しています。
概要 | ||
カメラ 1 (標準) |
有効画素数 | 64MP |
撮像素子 | 1/1.72″ CMOS | |
画素サイズ | 0.8μm | |
焦点距離 | 26.6mm相当 | |
画角 | 78.3° | |
絞り値 | f/1.8 | |
カメラ 2 (広角) |
有効画素数 | 12MP |
撮像素子 | 1/2.55″ CMOS | |
画素サイズ | 1.4μm | |
焦点距離 | 14.3mm相当 | |
画角 | 113° | |
絞り値 | f/2.2 | |
カメラ 3 (望遠) |
有効画素数 | 8MP |
撮像素子 | 1/4″ CMOS | |
画素サイズ | ― | |
焦点距離 | 80mm相当 | |
画角 | 45° | |
絞り値 | f/2.4 | |
オートフォーカス | Dual pixel PDAF | |
光学ズーム | 3倍 | |
デジタルズーム | 12倍 | |
動画撮影 | 8K UHD 30fps 4K UHD 30/60fps |
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手ブレ補正 | Gyro EIS | |
フラッシュ | Dual LED Flash |
フリップカメラ
ステッピングモーターは、前モデル (ZenFone 6) から40%小型化され、トルク性能は2.2倍に向上。20万回の動作試験を実施し、毎日100回開閉しても5年以上を使用できる耐久性を備えるほか、端末落下時に自動で収納する機能も搭載。カメラを固定する角度は0~180° (0.5°単位) の間で自由に調節可能。新しく搭載したアングルセンサーによって、好みの角度を3つまで保存することができます。
ディスプレイ
画面/表示
6.67インチサイズでアスペクト比 20:9の有機EL (AMOLED) ディスプレイを採用し、画面解像度は2,400×1,080ドット (フルHD+)。
画面のちらつき (フリッカー) を抑えるDC調光、リフレッシュレート 最大90Hzで滑らかな映像を表示できるほか、屋外でも見やすい700nitsの明るさ、NTSC 105%、DCI-P3 110%の広色域に対応し、色差 (ΔE1) 未満の正確な色再現性を実現。HDR規格は「HDR10+」をサポートしています。
HDR10 (High Dynamic Range 10) は、標準的なPQ方式のHDR規格。10bit (1024階調) で明暗差を表し、最大輝度は1,000nits~10,000nits。拡張規格である「HDR10+」では、ダイナミックメタデータを採用しています。
概要 | |
画面サイズ | 約6.67インチ |
画面比率 | 20:9 |
パネル種類 | AMOLED |
ノッチ | ナシ |
画面占有率 | 92% |
画面解像度 | FHD+ |
輝度 | 600nits (HBM) |
色域 | NTSC 105% |
DCI-P3 110% | |
画素密度 | 395ppi |
カバーガラス | Gorilla Glass 6 |
ボディ
外観/デザイン
フリップ式のカメラを採用することで、ノッチ (切り欠き) なしに92%の画面占有率を実現した「ALL-SCREEN NANOEDGE AMOLED DISPLAY (オールスクリーン ナノエッジ 有機ELディスプレイ)」。
前面のカバーガラスには耐久性の高い強化ガラス「Gorilla Glass 6 (ゴリラガラス6)」、背面の3Dガラスには「Gorilla Glass 3 (ゴリラガラス3)」を採用し、光沢のあるガラスボディは手に馴染みやすい曲面を持たせた形状。
本体サイズは約165 (高さ) ×77.2 (横幅) ×9.6 (厚さ) mm、重量は約235gで、本体カラーは「Aurora Black (オーロラブラック)」と「Pastel White (パステルホワイト)」の2色を展開しています。
概要 | ||
本体カラー | Aurora Black | |
Pastel White | ||
防水/防塵 | ー | |
サイズ | 縦幅 | 約165mm |
横幅 | 約77.2mm | |
厚さ | 約9.6mm | |
重量 | 約235g |
パフォーマンス
チップセット
チップセット (SoC) にはクアルコムの「Snapdragon 865 (SM8250)」を採用し、5Gモデムチップ「Snapdragon X55」を搭載しています。
Snapdragon 865は、TSMCの7nm (N7P) プロセスで製造され、CPUにKryo 585 (オクタコア/最大2.84GHz)、GPUにAdreno 650、DSPにHexagon 698、ISPにSpectra 480などを採用。前モデル (ZenFone 6) に搭載されている「Snapdragon 855」と比較して、CPU性能は25%向上、GPU性能は25%向上しています。
概要 | ||
SoC | メーカー | Qualcomm |
モデル | Snapdragon 865 | |
プロセス | 7nm (N7P) | |
CPU | Kryo 585 | |
コア数 | オクタコア (8コア) | |
クロック | 最大2.84GHz | |
GPU | Adreno 650 | |
ISP | Spectra 480 | |
DSP | Hexagon 698 | |
5G Chip |
Snapdragon X55 |
メインメモリー
メインメモリ (RAM) には高速かつ低消費電力の「LPDDR5」を採用し、容量は8GBとなっています。
概要 | ||
RAM | 容量 | 8GB |
規格 | LPDDR5 |
ストレージ (ROM)
内蔵ストレージ (ROM) には最新の高速規格である「UFS 3.1」を採用し、容量は128GBになっているほか、外部ストレージは最大2TBのmicroSDXCカードに対応しています。
概要 | ||
ROM | 容量 | 128GB |
規格 | UFS 3.1 | |
microSD | 容量 | 最大2TB |
規格 | SD/SDHC/SDXC |
バッテリー
バッテリー容量/急速充電
バッテリーの容量は5,000mAhで、最大で約18日間の連続待受け時間、約30.8時間の連続通話時間を実現しています。急速充電は「USB PowerDelivery 3.0」「QuickCharge 4.0」をサポートし、わずか35分間で60%までの充電が可能。OTGケーブル (別売) で接続することで他のデバイスに給電できる「リバースチャージモード」に対応するほか、設定した時刻にフル充電の状態になるよう充電速度を調整してバッテリーの劣化を抑える「バッテリーケア」といった機能も搭載しています。
バッテリー仕様 | ||
容量 | 5,000mAh | |
急速充電 | USB PD 3.0, QC 4.0 | |
充電時間 | 約1.7時間 | |
Wi-Fi通信 | 約11.2時間 | |
モバイル通信 | 5G | 約6.2時間 |
LTE | 約10時間 | |
連続通話 | LTE | 約31.9時間 |
3G | 約30.8時間 | |
連続待受 | 5G | 約438時間 |
LTE | 約438時間 | |
3G | 約400時間 | |
ワイヤレス充電 | 非対応 | |
リバースチャージ | 対応 |
ユーザーインターフェイス
OS/UI
出荷時のOSは「Android 10」で、独自UIの「ZenUI 7」を採用。画面上のタッチパターンを記録して、ゲーム内の操作を自動化する「マクロ機能」や、ゲーム画面の録画やライブ配信が可能な「Game Genie (ゲームジニー)」のほか、Twitter、Facebook、Instagram、LINEなどのSNSアプリを複製し、2つのアカウントで同時にログインできる「Twin apps (ツインアプリ)」も搭載しています。
生体認証はフリップカメラによる「顔認証」と「指紋認証」に対応。本体の右側面に配置された電源ボタンに指紋認証センサーを搭載し、端末の起動と同時に指紋認証によって素早くロックを解除できるほか、長押しや2回押しといった動作にアプリの起動などを割り当てることができる「Smart Key (スマートキー)」にも対応しています。
ネットワーク (対応キャリア)
docomo回線
5G NRがn77/n78、4G LTEがBand 1/Band 3/Band 19/Band28、3G (W-CDMA) がBand 1/Band 6に対応し、主要な周波数帯 (バンド) をカバーしているのでドコモ回線のSIMカードで問題なく利用できます。
対応バンド (docomo) | ||
5G NR (FR1/FR2) |
n77 | 〇 |
n78 | 〇 | |
n79 | ― | |
n257 | ― | |
4G LTE | Band 1 | 〇 |
Band 3 | 〇 | |
Band 19 | 〇 | |
Band 21 | ― | |
Band 28 | 〇 | |
Band 42 | ― | |
3G (WCDMA) |
Band 1 | 〇 |
Band 6 | 〇 | |
VoLTE | 〇 |
au回線
5G NRがn77/n78、4G LTEがBand 1/Band 3/Band 18/Band 26/Band 28/Band 41に対応し、au VoLTEもサポートしているので、au回線のSIMカードで問題なく利用できます。
対応バンド (au) | ||
5G | n77 | 〇 |
n78 | 〇 | |
n257 | ― | |
4G LTE | Band 1 | 〇 |
Band 3 | 〇 | |
Band 11 | ― | |
Band 18 | 〇 | |
Band 26 | 〇 | |
Band 28 | 〇 | |
Band 41 | 〇 | |
Band 42 | ― | |
VoLTE | 〇 |
SoftBank/Y!mobile回線
5G NRがn77、4G LTEがBand 1/Band 3/Band 8/Band28、3G (W-CDMA) がBand 1/Band 6に対応し、主要な周波数帯をカバーしているのでソフトバンク (ワイモバイル) 回線のSIMカードを問題なく利用できます。
対応バンド (SoftBank/Y!mobile) | ||
5G | n77 | 〇 |
n257 | ― | |
4G LTE | Band 1 | 〇 |
Band 3 | 〇 | |
Band 8 | 〇 | |
Band 9 | ― | |
Band 11 | ― | |
Band 28 | 〇 | |
Band 41 | 〇 | |
Band 42 | ― | |
3G (WCDMA) |
Band 1 | 〇 |
Band 8 | 〇 | |
VoLTE | 〇 |
Rakuten回線
5G NRがn77、LTEバンドがBand 3/Band 18 (パートナー回線) に対応していますが、今のところ楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」を正式にサポートしていません。
対応バンド (Rakuten) | ||
5G | n77 | 〇 |
n257 | ― | |
4G LTE | Band 3 | 〇 |
(Band 18) | 〇 | |
VoLTE | ― |
DSDS/DSDV
2基のSIMカードスロット (nanoSIM) を搭載し、DSDV (デュアルSIMデュアルVoLTE) に対応しているので、2枚のSIMカードを使用して4G+5Gの同時待受けが可能。microSDカードスロットが独立したトリプルスロットなので、microSDカードとDSDVが同時に利用できます。
カラーバリエーション
本体カラーのバリエーションは「オーロラブラック (ZS670KS-BK128S8)」の「パステルホワイト (ZS670KS-WH128S8)」の2色になっています。
オーロラブラック
パステルホワイト
スペック (性能) 一覧
スペック表 | ||
メーカー | ASUS | |
モデル | ZenFone 7 | |
型番 | ZS670KS | |
発売日 | 2020年10月23日 (金) | |
販売価格 | 85,800円 (税込) | |
OS/UI | Android 10/ZenUI 7 | |
ディスプレイ | 6.67型 有機EL (FHD+) | |
チップセット | Snapdragon 865 | |
RAM | 8GB | |
ROM | 128GB | |
microSD | 最大2TB | |
カメラ | 背面 | 64MP+12MP+8MP |
前面 | ー (フリップ式) | |
バッテリー | 5,000mAh | |
急速充電 | 30W | |
ワイヤレス充電 | 非対応 | |
コネクタ | Type-C | |
イヤホンジャック | — | |
SIMカード | nanoSIM×2 | |
DSDS/DSDV | DSDV (5G+4G) 対応 | |
CA | DL | 5CC CA |
UL | 2CC CA | |
通信速度 (4G LTE) |
DL | 最大1.8Gbps |
UL | 最大150Mbps | |
通信速度 (5G NR) |
DL | 最大3.6Gbps |
UL | 最大542Mbps | |
Band | 5G NR n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n28, n38, n77, n78 |
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4G FDD-LTE B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B17, B18, B19, B20, B26, B28, B29 |
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4G TD-LTE B38, B39, B40, B41 |
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3G W-CDMA B1, B2, B3, B4, B5, B6, B8, B19 |
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2G GSM/EDGE 850MHz, 900MHz, 1800MHz, 1900MHz |
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対応キャリア | 3キャリア対応 | |
VoLTE | 〇 | |
テザリング | 〇 | |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz帯/5GHz帯) |
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Bluetooth | Bluetooth® 5.1 | |
測位方式 | GPS, GLONASS, GALILEO, BeiDou, QZSS (みちびき), NavIC |
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センサー類 | NFC | |
指紋センサー | ||
加速度センサー | ||
近接センサー | ||
光センサー | ||
磁気センサー | ||
電子コンパス | ||
カメラアングルセンサー | ||
ジャイロセンサー | ||
生体認証 | 指紋認証, 顔認証 | |
ハイレゾ再生 | 〇 | |
ワンセグ | × | |
NFC | 〇 | |
おサイフケータイ | × | |
ジャイロスコープ | 〇 | |
防水性能 | ― | |
防塵性能 | ― | |
耐衝撃 | ― | |
カラー | ブラック, ホワイト | |
サイズ | 165×77.2×9.6mm | |
重量 | 約235g |
ZenFone 7/セット販売 (MVNO)
ASUS JAPANは、2020年10月23日 (金) に5Gに対応したフラッグシップモデルのスマートフォン「ZenFone 7 (ZS670KS)」を発売しました。フリップ式の高性能な3眼カメラはインカメラとしても利用可能で、6.67インチ (20:9) の有機ELディスプレイ、Snapdragon 865、8GB RAM (LPDDR5)、128GB ROM (UFS 3.1)、QC 4.0対応の5,000mAhバッテリーを搭載するほか、国内の5Gネットワークにも対応したハイエンドモデル。公式オンラインショップやECサイトのほか、goo Simseller、IIJmio、NifMo (ニフモ)、LinksMate (リンクスメイト)、エキサイトモバイルなどのMVNO (格安SIM) にて順次に販売開始し、IIJmioの格安SIMとセットなら6万円台で購入可能になっています。
キャンペーン・セール情報
<キャンペーン/セールの一覧>
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OCNモバイルONE
OCNモバイルONEは、NTTコミュニケーションズが提供するdocomo回線に対応した格安SIMサービス。公衆無線LANサービスが無料で利用できる、光インターネットとセットで利用すると月額料金が毎月200円割引になる、人気のサブスク音楽配信サービスがデータ消費ゼロになる「MUSICカウントフリーオプション」を追加料金0円で利用できるなど、非常に充実したサービス内容になっています。
2020年10月23日 (金) 11:00 より「ZenFone 7 (ZS670KS)」を販売開始し、2021年9月3日 (金) 11:00 までの期間限定セールでは、スマホセット (端末+音声対応SIM) の価格が58,300円 (税込) になっています。
概要 | ||
回線 | docomo | |
初期費用 | 3,733円 (税込) | |
月額料金 | データ | 858円 (税込) ~ |
音声 | 770円 (税込) ~ | |
端末代金 |
一括払い | 58,300円 (税込) |
分割目安 | 2,429円 (税込) ×24回 |
IIJmio (アイアイジェイミオ)
IIJmio (アイアイジェイミオ) は、インターネットイニシアティブが展開するマルチキャリア対応の格安SIMサービス。独自SIMを発行できるフルMVNOであり、eSIM対応のデータ通信サービス「データプラン ゼロ」や、月額528円 (税込) から利用可能な従量課金制の「従量制プラン」など、多様な通信サービスを格安で提供しており、2021年4月1日 (木) より開始した新料金プラン「ギガプラン」は、音声通話SIMの2GBプランが月額858円 (税込) で利用可能になっています。
概要 | ||
回線 | docomo/au | |
初期費用 | 221円 (税込) ~ | |
月額料金 | データ | 528円 (税込) ~ |
音声 | 858円 (税込) ~ | |
端末代金 | 一括払い | 完売 |
分割払い |
»IIJmio (アイアイジェイミオ) の詳細・評判・口コミ
※IIJmio公式サイトを必ず確認してから申込をお願いいたします。
※特典やキャンペーン内容はすべてIIJmio公式サイトの内容が正となります。
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