Motorola Mobility Japanは、SIMフリーのAndroidスマホ「moto g8 power」を2020年5月4日 (月) に発売しました。moto gファミリー (第8世代) の大容量バッテリーを搭載したモデルで、背面のカメラにはクアッドカメラを採用。OPPO JAPANのクアッドカメラ&大容量バッテリーモデル「OPPO A5 2020」とではどのように違うのかを比較します。
スペックを比較
moto g8 powerは、2020年5月4日 (月) にモトローラから発売されたSIMフリースマホ。moto g8シリーズの大容量バッテリーモデルで、6.36インチのMax Visionディスプレイ、光学2倍ズームが可能なクアッドカメラ、1,600万画素のフロントカメラ、Snapdragon 665、4GBメモリー、64GBストレージ、5,000mAhバッテリーを搭載し、MVNOでの販売価格は2万円台になっています。
»moto g8 power (モト ジーエイト パワー) の詳細はこちら
OPPO A5 2020は、2019年11月1日 (金) にオッポジャパンから発売されたSIMフリースマホ。6.5インチの水滴型ノッチスクリーン、119°広角撮影が可能なクアッドカメラ、1,600万画素フロントカメラ、Snapdragon 665、4GBメモリー、64GBストレージ、5,000mAhバッテリーを搭載し、MVNOでの販売価格は1~2万円台になっています。
»OPPO A5 2020 (オッポ エー ファイブ ニーゼロニーゼロ) の詳細はこちら
スペック表
スペック一覧 | ||
モデル | moto g8 power |
OPPO A5 2020 |
発売日 | 2020/5/4 | 2019/11/1 |
販売価格 | 2万円台 | 2万円台 |
OS | Android 10 | Android 9 |
SoC | SDM665 | SDM665 |
RAM | 4GB | 4GB |
ROM | 64GB | 64GB |
外部メモリ | 最大512GB | 最大256GB |
ディスプレイ | IPS液晶 FHD+ 6.4型 (19:9) |
IPS液晶 HD+ 6.5型 (20:9) |
カメラ (背面) | 1600万画素 +200万画素 +800万画素 +800万画素 |
1200万画素 +800万画素 +200万画素 +200万画素 |
カメラ (前面) | 1600万画素 | 1600万画素 |
バッテリー | 5000mAh | 5000mAh |
急速充電 | 18W | ― |
コネクタ | USB Type-C | USB Type-C |
SIMカード | nanoSIM×2 | nanoSIM×2 |
DSDS | DSDV対応 | DSDV対応 |
VoLTE | 〇 | 〇 |
通信速度 | 最大390Mbps | 最大400Mbps |
Wi-Fi | b/g/n | a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 |
テザリング | 対応 | 対応 |
ハイレゾ再生 | ― | 〇 |
防水性能 | 撥水仕様 | ― |
防塵性能 | ― | IP5X |
生体認証 | 指紋/顔認証 | 指紋/顔認証 |
ジャイロ | 〇 | 〇 |
Felica | × | × |
ワンセグ | × | × |
本体カラー | Smoke Black Capri Blue |
Blue Green |
サイズ (H×W×D) |
H:158.0mm W:75.9mm D:9.6mm |
H:163.6mm W:75.6mm D:9.1mm |
重量 | 約197g | 約195g |
「moto g8 power」と「OPPO A5 2020」の共通する点
<主な共通点>
|
「moto g8 power」と「OPPO A5 2020」の違う点
<主な違い>
|
カメラ
リアカメラ (背面)
「OPPO A5 2020」が1,200万画素 (メイン) +800万画素 (119°広角) +200万画素 (モノクロ) +200万画素 (ポートレート) のクアッドカメラを搭載しているのに対して、「moto g8 power」では1,600万画素 (メイン) +200万画素 (マクロ) +800万画素 (118°広角/動画) +800万画素 (望遠) のクアッドカメラを採用しており、画素数では「moto g8 power」の方が上回っていますが、リアカメラの性能にそれほど大きな差はありません。
リアカメラ | ||
OPPO A5 2020 |
画素数 | 12MP+8MP+2MP+2MP |
撮像素子 | CMOS | |
絞り値 | F1.8, F2.25, F2.4, F2.4 | |
動画 | 2160p@30fps 1080p@30fps |
|
moto g8 power |
画素数 | 16MP+2MP+8MP+8MP |
撮像素子 | CMOS | |
絞り値 | F1.7, F2.2, F2.2, F2.2 | |
動画 | 2160p@30fps 1080p@30/60fps |
フロントカメラ (前面)
「OPPO A5 2020」と「moto g8 power」のどちらも1,600万画素のシングルレンズで、美肌補正などの機能も搭載しています。
フロントカメラ | ||
OPPO A5 2020 |
画素数 | 16MP |
撮像素子 | CMOS | |
絞り値 | F2.0 | |
動画 | 1080p@30fps | |
moto g8 power |
画素数 | 16MP |
撮像素子 | CMOS | |
絞り値 | F2.0 | |
動画 | 1080p@30fps |
ボディの比較
本体サイズ/重量
「OPPO A5 2020」は本体サイズが163.6mm (高さ) ×75.6mm (横幅) ×9.1mm (厚さ)/重量が約195gで、「moto g8 power」は本体サイズが158.0mm (高さ) ×75.9mm (横幅) ×9.6mm (厚さ)/重量が約197g。「OPPO A5 2020」の方が少し縦長になっていますが、本体サイズや重量に大きな違いはありません。
ボディ | |||
OPPO A5 2020 |
防水/防塵 | ―/IP5X | |
本体カラー | Blue | ||
Green | |||
サイズ | 縦幅 | 約163.6mm | |
横幅 | 約75.6mm | ||
厚さ | 約9.1mm | ||
重量 | 約195g | ||
moto g8 power |
防水/防塵 | 防滴/― | |
本体カラー | Smoke Black | ||
Capri Blue | |||
サイズ | 縦幅 | 約158.0mm | |
横幅 | 約75.9mm | ||
厚さ | 約9.6mm | ||
重量 | 約197g |
ディスプレイの比較
画面/表示
「OPPO A5 2020」には水滴型ノッチ (切り欠き) を備えた6.5インチ/アスペクト比20:9の液晶ディスプレイを採用し、解像度は1,600×720ドット (HD+) となっていますが、「moto g8 power」はパンチホールデザインの6.36インチ/アスペクト比19:9の液晶ディスプレイで、解像度が2,300×1,080ドット (フルHD+) となっていて、「moto g8 power」の方が高精細なディスプレイを搭載しています。
ディスプレイ | ||
OPPO A5 2020 |
画面サイズ | 約6.5インチ |
画面比率 | 20:9 | |
カメラ部分 | 水滴型ノッチ | |
画面占有率 | 89.3% | |
パネル種類 | IPS液晶 | |
画面解像度 | HD+ | |
画素密度 | 270ppi | |
moto g8 power |
画面サイズ | 約6.36インチ |
画面比率 | 19:9 | |
カメラ部分 | パンチホール | |
画面占有率 | 88% | |
パネル種類 | IPS液晶 | |
画面解像度 | FHD+ | |
画素密度 | 399ppi |
パフォーマンスの比較
チップセット/メインメモリ/ストレージ
「OPPO A5 2020」と「moto g8 power」のどちらも、チップセット (SoC) にはミドルレンジモデル向けの「Snapdragon 665」を採用し、メインメモリ (RAM) の容量は4GB、内蔵ストレージ (ROM) の容量は64GBとなっており、「OPPO A5 2020」は外部ストレージが最大256GBのmicroSDXCカード、「moto g8 power」は最大512GBのmicroSDXCカードに対応しています。
SoC, RAM, ROM | ||
OPPO A5 SoC |
SoC | Snapdragon 665 |
RAM | 4GB | |
ROM | 64GB | |
microSD | 最大256GB | |
moto g8 power |
SoC | Snapdragon 665 |
RAM | 4GB | |
ROM | 64GB | |
microSD | 最大512GB |
バッテリーの比較
バッテリー容量
「OPPO A5 2020」と「moto g8 power」のどちらも5,000mAhの大容量バッテリーを搭載していますが、「moto g8 power」は急速充電「18W TurboPower」に対応しており、同梱の充電器 (18Wターボパワーチャージャー) を使用すると、わずか15分で約8時間分の充電が可能になっています。
バッテリー | ||
OPPO A5 2020 |
容量 | 5000mAh |
充電規格 | 5V/2A | |
連続通話 | 約1980分 (LTE) | |
連続待受 | 約450時間 | |
ワイヤレス | 非対応 | |
moto g8 power |
容量 | 5000mAh |
充電規格 | TurboPower 18W | |
連続通話 | 約4,380分 (LTE) | |
連続待受 | 約868時間 (LTE) | |
ワイヤレス | 非対応 |
通信ネットワーク
対応キャリア
「OPPO A5 2020」と「moto g8 power」のどちらも、docomo回線、au回線、SoftBank回線、Rakuten回線の周波数帯 (バンド) をカバーし、国内4キャリアの「VoLTE」にも対応しています。
DSDS/DSDV
「OPPO A5 2020」と「moto g8 power」のどちらもSIMカードスロットを2基搭載し、2枚のSIMカードを使用して4G+4G同時待受けができる「DSDV (デュアルSIMデュアルVoLTE)」に対応していますが、「OPPO A5 2020」はトリプルスロット仕様でmicroSDカードとDSDVの同時利用が可能になっているのに対し、「moto g8 power」は2枚目のSIMカードスロットとmicroSDカードスロットは排他利用となっており、microSDカードを使用している場合はDSDVを利用できません。
まとめ
「OPPO A5 2020」と「moto g8 power」では販売価格に大きな差はありませんが、基本スペックは「moto g8 power」の方が少し高く、取り扱いをしているMVNO (格安SIM) も限られていますが、新規購で入するのなら「moto g8 power」の方がおススメです。
MVNO各社の販売価格を比較
moto g8シリーズの大容量バッテリーモデル「moto g8 power」は、公式オンラインストアやECサイトのほか、OCNモバイルONE、IIJmioといったMVNO (格安SIM) からも発売開始していて、SIMカードとセットなら1~2万円台で購入可能。OPPOのSIMフリースマホ「OPPO A5 2020」についても、OCNモバイルONE、IIJmio (アイアイジェイミオ)、LINEモバイル、BIGLOBEモバイル、LIBMO (リブモ)、QTモバイルなど、数多くのMVNOで取り扱っており、1万円以下でも購入可能になっています。
OCNモバイルONE
OCNモバイルONEは、NTTコミュニケーションズが提供する格安SIMサービス。2021年4月1日より開始の「新料金プラン」では音声対応SIMの1GBコースが月額 税込770円で利用可能になっているほか、人気の定額制音楽配信サービスがカウントフリーになる「MUSICカウントフリーオプション」を追加料金なしで利用できる、光インターネット (OCN光, OCN for ドコモ光) とのセット利用で月額料金が毎月 税込220円割引になる、公衆無線LANサービス (Wi-Fiスポット) が無料で利用できるなど、サービス内容が非常に充実しています。
概要 (税込) | ||
回線 | docomo | |
初期費用 | 3,733円 | |
月額料金 | データ | 3GB: 858円~ |
音声通話 | 1GB: 770円~ | |
+10分かけ放題 | +935円 | |
+トップ3かけ放題 | +935円 | |
+完全かけ放題 | +1,430円 | |
契約期間 | データ | なし |
音声通話 | なし | |
違約金 | データ | 0円 |
音声通話 | 0円 |
「moto g8 power」の販売価格
(販売終了しています)
「OPPO A5 2020」の販売価格
2021年6月30日 (水) 11:00 まではスマホセット (端末+音声対応SIM) の価格が15,000円OFFになっているので、OCNモバイルONEの格安SIMとセットなら「OPPO A5 2020」が1円 (税込) で購入可能です。
価格表 | |
対象端末 | OPPO A5 2020 |
価格/特典 | 販売価格 (セール価格) 一括: 16,501円 (税込) ⇒ 1円 (税込) 分割: 687円 (税込) ×24回 ⇒ 分割払いなし |
IIJmio (アイアイジェイミオ)
IIJmio (アイアイジェイミオ) は、インターネットイニシアティブ (IIJ) が展開するマルチキャリア対応の格安SIMサービス。個人向けeSIMサービス「データプラン ゼロ」のほか、音声通話とSMSに特化したシンプルなプラン「ケータイプラン (音声通話機能専用SIM)」や、月額 税込528円から利用可能な新料金プラン「従量制プラン」など、多様な通信サービスを提供しています。
2021年3月31日 (水) 23:59 までの期間限定キャンペーンでは、初期費用 (税込3,300円) が1円になるほか、定額プランのデータ容量が2GB増量 (12ヶ月間) &音声通話SIMの月額料金が税込770円割引 (12ヶ月間) になる、対象のスマホをセットで購入すると最大5,000円分のギフト券が貰える、他社からの乗り換え (MNP) なら対象のスマホがセール特価で購入できるといった特典が用意されています。
概要 (税込) | ||
回線 | docomo/au | |
初期費用 | 433円/447円 | |
月額料金 | データ | 1GB: 528円~ |
音声通話 | 2GB: 858円~ | |
+3分かけ放題 | +660円 | |
+10分かけ放題 | +913円 | |
契約期間 | データ | なし |
音声通話 | 12ヶ月 | |
違約金 | データ | 0円 |
音声通話 | 1,000円 |
»IIJmio (アイアイジェイミオ) の詳細・評判・口コミ
「moto g8 power」の販売価格
IIJmioサプライサービスの価格は一括: 27,280円 (税込)/分割: 1,155円 (税込) ×24回になっています。
価格表 | |
対象端末 | moto g8 power |
価格/特典 | 販売価格 一括: 27,280円 (税込) 分割: 1,155円 (税込) ×24回 特典内容 キャンペーン特典なし |
「OPPO A5 2020」の販売価格
IIJmioサプライサービスの価格は一括: 18,150円 (税込)/分割: 759円 (税込) ×24回になっています。
価格表 | |
対象端末 | OPPO A5 2020 |
価格/特典 | 販売価格 一括: 18,150円 (税込) 分割: 759円 (税込) ×24回 特典内容 キャンペーン特典なし |
※IIJmio公式サイトを必ず確認してから申込をお願いいたします。
※特典やキャンペーン内容はすべてIIJmio公式サイトの内容が正となります。
コメント