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HTC U11 レビュー

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htc U11 (SIMフリー版)  詳細

HTC NIPPONから、2017年夏にau・SoftBankから発売されているAndroidスマホ「HTC U11」のSIMフリーモデルを2018年3月16日に販売開始しました。日本国内において未発売のカラー「ソーラーレッド」で、販売価格は75,900円 (税込) となっています。DxOMark Mobile から “90” のスコアを獲得した世界最高水準のカメラや “握る” ことで端末操作できる「エッジ・センス」、「Alexa」や「Googleアシスタント」といったAIアシスタント、おサイフケータイ (Felica) に対応するなどスペックはキャリア版と同様。docomo・au・SoftBank (Y!mobile) 回線のSIMが利用可能で、3キャリアのVoLTEにも対応しています。

ボディ

背面は、水面に映る光のように、屈折で様々な色合いに変化する「リキッド・サーフェイス」。HTC独自の高度な技術によって生み出された「全方位対称フォルム」は、どの角度からでもスリムに握ることがでるスマートフォンを実現。両面を3Dガラスで覆ったボディは、表面に細かい傷がつきにくく、IP67に準拠した防水・防塵性能も搭載しています。

リキッド・サーフェイス デザイン

3Dガラス (Gorilla Glass 3) によって覆われた背面は、水のように滑らかな質感。屈折率の高いガラス素材にコーティングを幾重にも重ねて実現した「光学スペクトル・ハイブリッドカラー」技術により、光の反射によって鮮やかで複雑な色合いを生み出します。

全方位対称フォルム

超高温で熱したガラスを高い圧力をかけて湾曲させる、高度な技術によって生み出された全方位対称の曲面フォルムは、どの角度からでもスリムに握ることができます。

防水・防塵

IP7に準拠した防水性能を備えています。IPX7は、水中への浸漬に対する保護で、水深1mに30分間水没しても内部に浸水しません。

防塵

IP6Xに準拠した防塵性能を備えており、粉塵が内部に侵入することがありません。

ディスプレイ

5.5インチのIPS液晶ディスプレイ (Super LCD 5) を搭載し、解像度は1440×2560ドット (WQHD)。3Dガラススクリーンは、高精細なコンテンツを画面の縁まで鮮明に表示。コーニング社の化学強化ガラス「Gorilla Glass 5 (ゴリラガラス5)」を採用したディスプレイの表面は、落としても割れにくくなっています。

Super LCD 5

低消費電力で、視野角が広く、発色に優れています。

Corning® Gorilla® Glass 5

アスファルトのような荒れた地面に1.6mの高さから落下させた場合に、80%程度の割合で傷や割れがない程度の強さを持ちます。

リアカメラ

HTC U11のリアカメラは、カメラ評価機関「DxOMark」のモバイル端末部門から「90」のスコアを獲得した世界最高水準のスマホカメラ。1,200万画素 (HTC UltraPixel 3 with 1.4μm pixel) 裏面照射型センサーに、F値1.7の明るいレンズを搭載。最上位の一眼レフにも採用されている、フルセンサーのオートフォーカス技術「Uウルトラスピード・オートフォーカス」に加えて、多軸制御の光学式手ぶれ補正 (OIS) を搭載し、動きの速い被写体や暗所での撮影においても、素早く正確にピントを合わせて鮮明な写真を撮影できます。

シャッターラグの少ない「HDRブースト機能」は、 明暗差の大きいシーンでも、白とびや黒つぶれを抑えた “きれいな写真” に仕上げます。この技術は動画撮影においても応用され、ノイズを除去する「3次元ノイズリダクション」により、クリアで高精細な動画の撮影を可能にしています。また、最適な場所に配置された4つの360°マイクは、臨場感のある「3Dオーディオ録音」を実現し、新しく搭載された「音声フォーカス機能」はズームに合わせて被写体の音も強く集音できます。「プロモード」では、最大32秒間の長時間露光、RAW形式に対応に対応し、細かい設定を手動で調整する事が可能。ハイパーラプス撮影 (早送り動画) やスローモーション撮影 (1080P/120fps)、パノラマ撮影、4K動画の撮影にも対応しています。

HTC UltraPixel 3 (ウルトラピクセル3)

画素数を抑えて1画素あたりの受光面積を広くすることで、効率的に光を取り込むことが可能になています。

Uウルトラスピード・オートフォーカス

全てのピクセルを像面位相差オートフォーカス (PDAF) に利用。高速で精度の高いピント合わせが可能になっています。

HDRブースト

一度に複数の写真を撮影し、瞬時にシャドーとハイライトの情報を解析して、テクスチャーと色を的確に調整。シャッターラグの少ないHDR撮影で、クリアでバランスのとれた1枚を実現します。

手ぶれ補正

5軸の光学式手ぶれ補正 (OIS) および電子式手ぶれ補正 (EIS) をサポート。一眼レフにも採用される高精度な手ぶれ補正で、ブレのない写真や動画の撮影が可能になっています。

3次元ノイズリダクション

動画撮影時には、前後のフレーム情報を自動解析してノイズを除去。よりクリアな動画の撮影が可能になっています。

3Dオーディオ録音・音声フォーカス・ハイレゾ録音

本体に内蔵する4つのマイクで360°全方位のサウンドをキャプチャーする「3Dオーディオ録音」。新機能の「音声フォーカス」では、カメラのズームに合わせて対象範囲に重点を置いて集音する事が可能。Hi-Res (ハイレゾ) 録音にも対応しています。

プロモード

マニュアルコントロール、32秒長時間露光、RAWフォーマットに対応。ホワイトバランス・露出・ISO感度・シャッター速度・焦点距離を手動で設定できます。

インカメラ

インカメラは、1,600万画素の裏面照射型センサーに、F値2.0の明るいレンズを搭載。一つ一つの画素を大きくした特別な撮像素子「UltraPixel (ウルトラピクセル)」の光センサーにより、昼夜を問わず高品質なセルフィー (自撮り) を実現します。メインカメラと同様に強力な「HDRブースト機能」と「ノイズ除去機能」を搭載するほか、撮影前に肌の質感を補正できる「ライブ・メイクアップ」、被写体の静止または笑顔を検出したときに自動的に撮影する「オートセルフィー」、「ボイスセルフィー」といった機能も搭載。「エッジ・センス」により、端末を握るだけで撮影できるので、セルフィー自撮りもスムーズに行えます。

SoC/RAM/ROM

SoCにはQualcomm (クアルコム) の「Snapdragon 835 (オクタコア)」を採用し、4GBメモリー (RAM)、64GBストレージ (ROM) を搭載。処理性能はかなり高く、十分な保存領域を備えています。「Snapdragon 835」は、前モデルの「Snapdragon 820」と比較すると、25%消費電力を低減し、CPUの処理速度が20%、GPUの速度が25%向上しています。

メモリ (RAM)
容量 4GB
内蔵ストレージ (ROM)
容量 64GB
外部ストレージ
microSDXC 最大200GB
チップセット (SoC)
名称 Snapdragon 835
メーカー Qualcomm
モデル番号 MSM8998
プロセス 10nm
CPU Kryo 280
コア数 オクタコア (8コア)
クロック 2.45GHz+1.9GHz
GPU Adreno 540

バッテリー

バッテリー容量は3,000mAhで、最大で約20時間の連続通話 (4G)・約320時間の連続待受け (4G) が可能。Qualcomm (クアルコム) の高速充電規格「Quick Charge 3.0」に対応し、約100分でフル充電ができます。電池の消費を抑える「省電力モード」や「EX省電力モード」を搭載し、電池の残量によって自動でON/OFFにすることも可能になっています。

バッテリー
容量 3,000mAh
急速充電 Quick Charge 3.0
充電時間 約100分
連続通話 4G 約20時間
3G 約17時間
連続待受 4G 約320時間
3G 約255時間

サウンド

HTC Uソニック・ハイレゾ

HTC U11には、ハイレゾやノイズキャンセリングに対応した、Type-C接続のイヤホンが付属しています。パーソナライズド・オーディオ機能により、ユーザーの耳内の環境を測定して、最適な音の聞こえ方に自動で調整。アクティブ・ノイズキャンセレーション機能は、イヤホンに内蔵されたマイクで周囲の雑音を拾い、その音と逆位相の音波を発生させることでノイズを低減します。

Boomsound Hi-Fiスピーカー

HTCが独自にチューニングしたステレオスピーカーをフロントの上下に搭載しています。本体上部のツイーターはアコースティックチャンバーを搭載し、高音・中音領域がより豊かに。下部に配置されたウーハースピーカーは、より大きく、クリアで深みのある低音を響かせます。

エッジ・センス

EDGE SENSE (エッジセンス)

新しく搭載された「エッジ・センス」は、本体側面の感圧センサーによって “握る” ことで端末を操作できる機能。”短く握る” と “長く握る” といった2種類の動作に対応し、カメラの起動・撮影や特定のアプリなど、よく使う機能をそれぞれの動作に割り当てることができます。センサーの感度は自由に調節でき、手袋をはめたままでも操作が可能。Googleアシスタントを利用する時には、「OK, Google」と呼びかけなくても握るだけで起動できます。

AIアシスタント

Alexa・Google Assistant・HTC Sense Companion

Amazon (アマゾン) の「Alexa (アレクサ)」や「Google Assistant (グーグルアシスタント)」に対応し、HTC独自のAIアシスタント「HTC Sense Companion (センスコンパニオン)」が搭載されています。「HTC Sense Companion」は、ユーザーの日々の行動などを学習して、適切なタイミングで役に立つ情報を提供してくれます。

 

<HTCセンスコンパニオンの主な機能>

  • カレンダー内の予定が近付いた時に通知。
  • バッテリーの残量が不足してきた時に通知。
  • 毎日の天気予報と傘の有無や最適な服装などを表示。
  • 歩数を追跡して、フィットネスレポートを作成。
  • おススメのレストランを表示。(一部の地域のみ対象)
  • 交通状況を把握し、最適なルートを案内。
  • 目的地への到着予想時間を表示。
  • パフォーマンスの改善方法を表示。
  • 旅行の際には、おススメの景観名所を表示。
  • 次の日に早朝の予定が設定されている場合に、アラーム時刻の変更を促す。

LINK (別売)

VR端末「LINK」

HTC U11は、専用のヘッドマウントディスプレイ「LINK」 と接続することで、高解像度で高品質のVRを気軽に体験できます。「LINK」は6DoFに対応し、VR空間を自由に動き回れるモバイルVR端末。対応コンテンツはHTCのVRコンテンツプラットフォーム「Viveport M」からダウンロード可能で、「YouTubeバーチャルリアリティ」の360°動画も視聴できます。 ※ヘッドマウントディスプレイ「LINK」は別売りで、販売価格29,800円となっています。

対応キャリア

HTC U11は、docomo・au・SoftBank (Y!mobile) のプラチナバンドや主要なバンドを全てカバーし、VoLTEにも対応しています。CDMA2000 (auの3G回線) には対応していませんが、docomo・au・SoftBank (Y!mobile) 回線のSIMで問題なく利用できます。

特徴・メリット

<特徴・メリット>

  • 「DxOMark」で90スコアを獲得した、業界最高水準のリアカメラを搭載している。
  • 全ての画素を位相差AFに利用する「Uウルトラスピード・オートフォーカス」で、高速かつ正確なピント合わせが可能
  • シャッターラグのない「HDRブースト」と新しいホワイトバランス拡張、ノイズの大幅な除去細部までシャープな輪郭の調整などカメラとビデオを大幅に改善している。
  • 動画撮影時には臨場感のある「3Dオーディオ録音」が可能で、ズームに合わせて被写体の音も強く集音する「音声フォーカス機能」も搭載。
  • 高性能なインカメラを搭載し、端末を握るだけで撮影ができるので、セルフィー (自撮り) にも最適
  • 両面を覆う3Dガラスには、コーニング社の化学強化ガラス「ゴリラガラス」が採用されているので、落としても画面が割れにくく、ボディに傷がつきにくい
  • ディスプレイ解像度は1440×2560ドット (WQHD) で、高精細な表示が可能になっている。
  • ハイエンドSoC「Snapdragon 835 (オクタコア)」に、4GB RAM64GB ROMを搭載。処理能力が高く、保存領域も十分にある。
  • 急速充電 (Quick Charge 3.0) に対応したバッテリーは、短時間の充電で長く使用できる
  • ノイズキャンセリングやパーソナライズド・オーディオ機能に対応した「HTC Uソニック・ヘッドホン」が付属しており、イヤホンでも高品質なハイレゾ音源を楽しめる。
  • ディスプレイの上下に高音質なステレオスピーカーを搭載
  • HTC センスコンパニオン・Alexa (Amazon)・Google アシスタントといったAIアシスタントが搭載されている。
  • 「エッジ・センス」により、カメラの撮影やアプリなどが端末を握るだけで操作できる
  • 前面のディスプレイ下部に、ホームボタンとしても利用可能な指紋認証センサーが搭載されている。
  • ジャイロセンサーが搭載されているので、ポケモンGOなどのARやVRを楽しむことができる。
  • NFC・Felica (おサイフケータイ) に対応している。
  • docomo・au・SoftBank (Y!mobile) 回線のSIMで問題なく利用できる。

デメリット・注意点

<デメリット・注意点>

  • 3Dガラスで覆われたボディは、指紋汚れが目立ちやすい。
  • 3.5mmイヤホンジャックは搭載しておらず、Type-C接続のイヤホンや変換アダプタが付属している。
  • 日本版のモデルはDSDS (デュアルSIMデュアルスタンバイ) に対応していない。
  • ワンセグ・フルセグには対応していない。

本体カラー (SIMフリー版)

HTC U11 Solar Red

ソーラーレッド

スペック (仕様)

htc U11 (SIMフリー)

端末 htc U11
メーカー HTC
発売日 2018年3月16日
販売価格 75,900円 (税込)
ボディ 3Dガラス(Gorilla Glass 3)
画面 サイズ 5.5インチ (16:9)
表示 IPS液晶 (Super LCD 5)
ガラス Gorilla Glass 5
解像度 1440×2560 (WQHD)
OS Android 8.0 Oreo
UI HTC Sense
SoC 名称 Snapdragon 835
クロック 最大2.45GHz
コア数 オクタコア (8コア)
GPU Adreno 540
メモリ (RAM) 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC (200GB)
カメラ アウト 1200万画素
イン 1600万画素
4K動画撮影 ○ (リアカメラ)
ハイレゾ録音
SIMカード nanoSIM
DSDS ×
Band FDD-LTE B1/2/3/4/5/8/11/12/13/
17/19/21/26/28
TD-LTE B38/41
W-CDMA B1/2/4/5/6/8/19
GSM 850/900/1800/1900MHz
通信速度/受信時 最大558Mbps
通信速度/送信時 最大50Mbps
CA 2CA/3CA/4CA
256 QAM
Massive MIMO
VoLTE
テザリング ○ (最大8台)
USBポート Type-C
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth® ver 5.0
Hi-Res
測位方式 A-GPS/GLONASS/Beidou
指紋認証
顔認証
ジャイロスコープ
その他のセンサ 環境光/加速度計/コンパス
/磁気/近接/センサーハブ/
エッジセンサ
バッテリー 3000mAh
急速充電 Quick Charge 3.0
ワンセグ ×
おサイフケータイ
NFC
Jアラート
防水・防塵 ○ (IP67)
サイズ(H×W×D) 154×76×8.3mm
重量 約170g
カラー ソーラーレッド

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