ソフトバンクは、2021年3月17日 (水) よりオンライン専用ブランド「LINEMO (ラインモ)」を提供開始しました。2段階定額制の「LINEMOベストプラン」が月額990~2,090円 (税込)、5分かけ放題付き30GBプラン「LINEMOベストプランV」が月額2,970円 (税込) で利用可能。公式オンラインショップでは最大2万円相当のポイントがもらえる期間限定キャンペーンを開催しています。
»公式サイト: “LINEMO (ラインモ)“
LINEMO (ラインモ)/詳細・概要
ソフトバンクの4G/5Gネットワークに対応し、データ通信量に応じて3GBと10GB (超過後は15GBまで最大300kbps/15GB超過後は128kbps) の2段階で月額基本料が適用される「LINEMOベストプラン」と、30GB (超過後は45GBまで最大1Mbps/45GB超過後は128kbps) までで5分かけ放題がセットの「LINEMOベストプランV」の2種類のプランが用意されており、どちらも「LINE」がギガノーカウント (カウントフリー) で利用可能。物理SIMだけでなく「eSIM」でも提供されており、月額基本料金は990~2,090円 (税込)/2,970円 (税込) になっています。
概要 | ||
運営会社 | SoftBank | |
回線 | SoftBank, Y!mobile | |
対応通信 | 5G回線 | 対応 |
4G回線 | 対応 | |
3G回線 | 対応 | |
初期費用 | 0円 | |
月額料金 | 990~2,970円 (税込) | |
プラン | 通信量 | 3~10GB/30GB |
SMS | 〇 | |
音声通話 | 〇 | |
かけ放題 | 5分/回 | +550円 (税込)/0円 (税込) |
制限なし | +1,650円 (税込)/+1,100円 (税込) | |
データチャージ | 550円 (税込)/1GB | |
データシェア | ー | |
キャリアメール | ー | |
Wi-Fiスポット | ー | |
テザリング | 〇 | |
通信速度 (5G) |
受信時 | 最大3.0Gbps |
送信時 | 最大298Mbps | |
通信速度 (4G) |
受信時 | 最大838Mbps |
送信時 | 最大46Mbps | |
通信制限 | 国内 | 10GB・15GB/月, 30GB・45GB/月 |
海外 | ー | |
制限時の通信速度 | 最大300kbps・128kbps, 最大1Mbps・128kbps | |
3日間制限 | なし | |
通信量の翌月繰越 | 不可 | |
高速/低速の切替 | なし | |
バースト転送機能 | ー | |
カウントフリー | LINE | |
取り扱い | ウェブ | |
スマホセット販売 | なし | |
契約条件 | 18歳以上の個人 | |
支払方法 | クレカ/口座振替 | |
最低利用期間 | なし | |
契約解除料 | 0円 |
LINEMOの8つデメリットや注意点
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キャリアメールが利用できない
LINEMOでは、キャリアメール (@softbank.ne.jp, @ymobile.ne.jp) を提供していないので、キャリアメールの持ち運びサービスか、Yahoo!メールやGmailなどのフリーメールを使用する必要があります。
ギガノーカウントの対象外となるサービスもある
LINEMO (SoftBank on LINE) は、メッセージアプリ「LINE」をギガノーカウント (カウントフリー) で利用できるのがメリットですが、LINE LIVEやスタンプ・着せ替えショップ、LINEゲーム、LINEマンガなど、ギガノーカウントの対象外となるサービスもあるので注意が必要です。
※ギガノーカウントの対象となるサービスは、LINEトーク、音声通話、ビデオ通話、タイムラインの表示・投稿・シェアなどになっています。
セット割や家族割はなし
ソフトバンクでは、家族間の通話料 (国内通話) が無料になるほか、家族で利用すると1回線ごとに最大2,200円割引になる「新みんな家族割」や、ネット (SoftBank 光/SoftBank Air) とセットで利用すると1,100円割引になる「おうち割 光セット」、ワイモバイルでは、家族で利用すると2回線目以降が1,100円割引になる「家族割引」や、ネット (SoftBank 光/SoftBank Air) とのセットで利用すると最大1,650円割引になる「おうち割 光セット」などの割引サービスが用意されていますが、LINEMO (SoftBank on LINE) ではそういった割引サービスは提供していません。
ソフトバンク/ワイモバイルからはMNPの手続きが必要になる
ソフトバンクやワイモバイルのユーザーが「LINEMO (ラインモ)」を利用するには、他社から乗り換える場合と同様にMNPの手続き必要ですが、契約事務手数料や契約解除料、MNP転出手数料など、移行に関する手数料は無料になっています。
実店舗での契約やサポートはない
LINEMOはオンライン専用ブランドとなっているので、ソフトバンクショップ店舗での申し込みや契約後のサポートは利用できません。
※ドコモの「ahamo」では、全国のドコモショップにおいて有償サポート「ahamo WEBお申込みサポート」「ahamo WEBお手続きサポート」が利用可能になっています。
留守番電話/転送電話は利用できない ⇒ 留守電パックを提供開始
LINEMOでは、留守番電話サービスや転送電話サービス、割込通話 (キャッチホン) といった通話オプションを提供していません。
⇒2022年10月4日 (火) より “留守番電話サービス” “着信転送サービス” “着信お知らせ機能” の3つのサービスがセットになった「留守電パック」を月額220円 (税込) で提供開始しています。
+メッセージは利用できない ⇒ 対応しました
LINEMO (SoftBank on LINE) は3キャリアが開発したメッセージサービス「プラスメッセージ」には対応していません。
⇒2022年6月28日 (火) より「+メッセージ」が利用可能になっています。
キャリア決済が利用できない ⇒ 対応しました
LINEMOのサービス開始当初は「ソフトバンクまとめて支払い」や「ワイモバイルまとめて支払い」 などのようなキャリア決済サービスを提供していません。
⇒2021年4月21日 (水) より「ソフトバンクまとめて支払い」の提供を開始しています。ただし、SoftBank/Y!mobileからLINEMOに乗り換えをした場合、「ソフトバンクまとめて支払い」「ワイモバイルまとめて支払い」をご利用しているサービスやコンテンツは解除されるので、引き続き利用する場合はLINEMO契約後に、それぞれのサービスやコンテンツで「ソフトバンクまとめて支払い」の登録が必要になるので注意が必要です。
LINEMOの12の特徴やメリット
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料金プランがシンプルで安い
ソフトバンクのオンラインブランド「LINEMO (旧SoftBank on LINE)」は2種類のみのシンプルな料金体系で、複雑な条件の割引はなく、月額990円 (税込) から利用可能となっています。
ソフトバンク品質のネットワーク&5G通信にも対応
キャリアから通信回線を借りてサービスを提供するMVNO (格安SIM) とは違い、ソフトバンクと同一のMNO品質のネットワークを使用し、4Gの回線だけでなく5Gも追加料金なしで利用することができます。
5分かけ放題&30GB&超過後も最大1Mbps (LINEMOベストプランV)
5分かけ放題付きプランの「LINEMOベストプランV」は月々のデータ容量が30GBとなっていて、容量超過後も45GBまで最大1Mbpsの速度でデータ通信が利用可能。サイト閲覧やSNSのほか、音楽のストリーミング再生、YouTubeの標準画質の動画なども視聴できます。
「LINE」はギガノーカウント (カウントフリー)
NTTドコモのオンラインブランド「ahamo (アハモ)」と違う点の1つは、使用頻度の高い人気アプリ「LINE」がギガノーカウント (カウントフリー) になること。データ通信量を気にすることなくメッセージアプリ「LINE」を利用することができます。
eSIMにも対応している
LINEMOは、物理的なSIMカードだけでなく組み込み型SIM「eSIM」でもサービスを提供しているので、iPhoneやPixelなどeSIM対応の機種なら、SIMカードの配送を待つ必要が無く、プロファイルをダウンロードするだけで利用できます。
LINEアプリで手続きができる
LINEMOはウェブサイトだけでなく、アプリ「LINE」でも申し込みやプラン変更の手続きができるほか、オンライン上で本人確認を行う「eKYC」に対応し、最短即日開通で利用し始めることができます。
ポイント還元キャンペーン
LINEMO公式ウェブサイトでは、LINEMOベストプランの申し込みで月額基本料 最大6ヶ月分相当のPayPayポイント、LINEMOベストプランVの申し込みで最大2万円相当のPayPayポイントがもらえるキャンペーンを実施しています。
※ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えの場合は対象外です。
※お申し込み時に「現在ご利用中の携帯電話会社」の入力を誤って選択した場合、特典付与の対象外となる場合があります。
※お申し込み時に「現在ご利用中の携帯電話会社」の入力を誤って選択した場合、特典付与の対象外となる場合があります。
※本キャンペーンは、特典適用期間中に他の対象プランにプラン変更をした場合であっても適用されます。なお、プラン変更した場合であっても、当初の特典適用期間が変更されることはありません。
LINEMOの利用料金
LINEMOには、月額990円 (税込) から利用できる「LINEMOベストプラン」と、5分かけ放題がセットになった中容量プラン「LINEMOベストプランV」の2種類のプランが用意されており、どちらのプランでもSNSアプリ「LINE」のデータ通信量がノーカウントになる「LINEギガフリー」が無料で利用できるほか、通話定額や通話準定額といったかけ放題のオプションも追加可能になっています。
LINEMOベストプラン
LINEMOベストプランは、2段階定額制の料金プラン。データ通信量が3GBまで月額990円 (税込)、10GBまで月額2,090円 (税込) で利用可能。国内通話料は30秒22円 (税込) ですが、1回5分以内の国内通話が何度でも無料になる「通話準定額」が月額550円 (税込)、国内通話が制限なしで無料になる「通話定額」が月額1,650円 (税込) で追加できます。
料金票 (税込) | ||
初期費用 | 0円 | |
基本料金 | ~3GB | 990円 |
~10GB | 2,090円 | |
LINEギガフリー | 0円 | |
チャージ料金 | 1GB: 550円/回 | |
SMS料金 | 送信時 | 3円/1通~ |
受信時 | 無料 | |
国内通話料 | 22円/30秒 | |
かけ放題 (月額) |
5分/回 | +550円 |
制限なし | +1,650円 | |
最低利用期間 | なし | |
契約解除料 | 0円 |
LINEMOベストプランV
LINEMOベストプランV は、5分かけ放題 (通話準定額) がセットになったプラン。5分超過後の国内通話料は30秒22円 (税込)、国内通話が制限なしで無料になる「通話定額 for LINEMOベストプランV」が月額1,100円 (税込) で追加可能。当初は2段階定額制の料金プランとして提供していましたが、2024年11月1日 (金) より30GBまで月額2,970円 (税込) で利用可能になっています。
料金票 (税込) | ||
初期費用 | 0円 | |
基本料金 | ~20GB | 2,970円 |
~30GB | ||
LINEギガフリー | 0円 | |
チャージ料金 | 1GB: 550円/回 | |
SMS料金 | 送信時 | 3円/1通~ |
受信時 | 無料 | |
国内通話料 | 5分以内 | 無料 |
5分超過分 | 22円/30秒 | |
かけ放題 (月額) | 制限なし | +1,100円 |
最低利用期間 | なし | |
契約解除料 | 0円 |
ミニプラン/スマホプラン (受付終了)
データ容量が3GBの「ミニプラン」が月額990円 (税込)、20GBの「スマホプラン」が月額2,728円 (税込) で利用可能。新料金プラン「LINEMOベストプラン」「LINEMOベストプランV」の提供開始に伴い、2024年7月29日 (月) 21時59分をもって新規申込を受付終了しています。
料金票 (税込) | ||
初期費用 | 0円 | |
基本料金 | 3GB | 990円 |
20GB | 2,728円 | |
LINEギガフリー | 0円 | |
チャージ料金 | 1GB: 550円/回 | |
SMS料金 | 送信時 | 3円/1通~ |
受信時 | 無料 | |
国内通話料 | 22円/30秒 | |
かけ放題 (月額) |
5分/回 | +550円 |
制限なし | +1,650円 | |
最低利用期間 | なし | |
契約解除料 | 0円 |
LINEギガフリー
「LINEギガフリー」は、LINEアプリの対象機能の利用時にデータ通信量がノーカウント (消費しない) になるサービス。トーク利用のほか、音声通話、ビデオ電話、画像/動画の送受信、タイムラインへの投稿などが対象で、月額利用料は無料になっています。
LINEギガフリー | ||
月額利用料 | 無料 | |
対象サービス | LINE |
LINEMOのキャッシュバック・キャンペーン情報
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最大2万円相当のPayPayポイントがもらえるキャンペーン
LINEMOの公式サイトでは、LINEMOベストプランに申し込むと6ヶ月間 月額基本料相当のPayPayポイントがもらえる「LINEMOベストプラン 最大6カ月分基本料全額戻ってくるキャンペーン」や、新規番号を取得して「LINEMOベストプランV」に申し込むと10,000円相当のPayPayポイント、SoftBank、Y!mobile、SoftBank回線のMVNO以外の他社からの乗り換え (MNP) で「LINEMOベストプランV」に申し込むと20,000円相当のPayPayポイントがもらえる「PayPayポイントプレゼントキャンペーン」を開催しています。
キャンペーン特典 | ||
ベストプラン | 新規契約 | PayPayポイント 990~2,090円相当 × 6ヶ月間 |
のりかえ | PayPayポイント 990~2,090円相当 × 6ヶ月間 | |
ベストプランV | 新規契約 | PayPayポイント 10,000円相当 |
のりかえ | PayPayポイント 20,000円相当 |
「LINEMO」と「LINEモバイル」の違いを比較
LINEM MOBILE (ラインモバイル) は、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線のトリプルキャリアに対応した格安SIMサービス。2021年4月に増量したベーシックプランは、2GB、5GB、10GB、30GBの4種類のプランが用意されており、音声通話SIMが月額1,210円 (税込) から利用可能。LINEがデータ消費ゼロになる「LINEデータフリー」が追加料金なしで利用できるほか、LINE、Twitter、Facebookがデータ消費ゼロの「SNSデータフリー」が月額308円 (税込)、LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC、Spotify、AWAがデータ消費ゼロの「SNS音楽データフリー」が月額528円 (税込) で利用可能。ソフトバンク回線限定でデータ容量が2倍&データ通信量が500MB以下なら月額基本料が0円 (税込) になるキャンペーンを実施中。
料金表 (税込) | |||
プラン | LINEMO | LINEモバイル | |
初期費用 (Web) | 0円 | 3,740円 | |
月額料金 | 2GB | 990円 | 1,210円 |
3GB | 1,628円 | ||
5GB | 2,728円 | ||
10GB | 2,420円 | ||
20GB | 3,520円 | ||
30GB | ー | ||
月額割引 | 家族割 | ー | ー |
セット割 | ー | ー | |
国内通話料 | 22円/30秒 | 11円/30秒 (アプリ使用時) | |
かけ放題 (月額) |
5分/回 | +550円 | ー |
10分/回 | ー | +968円 | |
制限なし | +1,650円 | ー |
※2021年3月31日 (水) 11時をもって「LINEモバイル」は新規申込の受付を終了しています。
LINEMOとLINE MOBILE (音声通話SIM) の主な違い
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LINEモバイルのユーザーはLINEMOに変更した方が良い?
ソフトバンクのオンライン専用ブランド「LINEMO (ラインモ)」と格安SIMの「LINEモバイル」を比較すると、どちらも「LINE」がデータ消費ゼロで利用可能となっており、データ通信量が5~10GBなら「LINEモバイル」の方が安くっていますが、3GB以下と20GBなら「LINEMO」の方が料金が安くなるほか、LINEモバイルがMVNO回線であるのに対して、LINEMOではソフトバンクのMNO回線で通信速度も早くて安定しているので、より高品質なサービスを格安で利用したいならオンラインブランドの「LINEMO」に乗り換えることをおすすめします。