Nothing Technologyは5G対応のAndroidスマートフォン「Nothing Phone (2a)」を発表しました。象徴的な背面LEDのスケルトンデザインを採用し、5000万画素デュアルカメラ、6.7インチの有機ELディスプレイ、ステレオスピーカー、Dimensity 7200 Pro、5000mAhバッテリーなどを搭載するほか、おサイフケータイ (FeliCa) にも対応したミドルハイモデル。販売価格は、8GB/128GBが4万9,800円 (税込)、12GB/256GBが5万5,800円 (税込)。2024年4月22日 (月) より順次出荷の予定になっています。
Nothing Phone (2a)
概要
Nothing Phone (2a) (ナッシングフォンツーエー) は、ミドルハイクラスの性能を備えた最新モデルのAndroidスマートフォン。
Nothing Phoneシリーズで象徴的な背面LEDの「Glyph Interface (グリフインターフェイス)」を搭載したスケルトンデザイン。5,000万画素 (メイン) +5,000万画素 (114°広角) のデュアルカメラを搭載し、メインカメラは電子式手ブレ補正 (EIS) と光学式手ブレ補正 (OIS) に対応するほか、4K動画の撮影が可能。インカメラはNothing Phone (2) と同じく3,200万画素、1080p/60FPSの動画撮影に対応。
6.7インチのフレキシブルOLEDディスプレイは、1~120Hzの可変リフレッシュレート、240Hzのタッチサンプリングレートに対応。チップセット (SoC) にはTSMCの4nmプロセス (N4P) で製造された「Dimensity 7200 Pro」を採用し、8GB/12GBメモリー、128GB/256GBストレージを搭載。
約2日間の使用が可能な5000mAhの大容量バッテリーは、45W急速充電に対応し、約59分でフル充電が可能となってているほか、指紋認証 (ディスプレイ内)、顔認証、防塵 (IP5X)、生活防水 (IPX4) などに対応しています。
特徴・メリット (長所)
|
注意点・デメリット (欠点)
|
本体カラー
本体のカラーバリエーションは「Milk (ミルク)」と「Black (ブラック)」の2色となっています。
ミルク
ブラック
対応キャリア
日本国内では、n79 (4.5GHz帯) には対応していませせんが、4キャリア (MNO) の主要な周波数帯はほとんどカバーしています。
対応キャリア | ||
docomo回線 | 5G通信 | 〇 (n79は非対応) |
4G通信 | 〇 | |
3G通信 | 〇 | |
au回線 | 5G通信 | 〇 |
4G通信 | 〇 | |
3G通信 | ― | |
SoftBank回線 | 5G通信 | 〇 |
4G通信 | 〇 | |
3G通信 | 〇 | |
Rakuten回線 | 5G通信 | (?) |
4G通信 | (?) |
スペック一覧
スペック表 | ||
メーカー | Nothing Technology | |
モデル | Nothing Phone (2a) | |
型番 | A142 | |
発売日 | 2024年4月22日より順次出荷 | |
販売価格 | 8GB/128GB | 4万9,800円 (税込) |
12GB/256GB | 5万5,800円 (税込) | |
カメラ |
背面 | 50MP +50MP |
前面 | 32MP | |
OS | Nothing OS 2.5 (Android 14ベース) | |
画面 | サイズ | 6.7インチ |
種類 | AMOLED | |
解像度 | 2,412×1,080ピクセル | |
画素密度 | 394ppi | |
ガラス | Corning Gorilla Glass 5 | |
リフレッシュレート | 最大120Hz | |
タッチサンプリングレート | 最大240Hz | |
チップセット | Dimensity 7200 Pro (最大2.8GHz) | |
メインメモリー | 8GB/12GB | |
ストレージ | 128GB/256GB | |
microSD | ー | |
バッテリー | 容量 | 5,000mAh |
急速充電 | 最大45W | |
充電時間 | 59分 | |
ワイヤレス充電 | ー | |
コネクタ | USB Type-C | |
イヤホンジャック | ー | |
SIMカード | nanoSIM | |
DSDS/DSDV | DSDV対応 | |
CA | 〇 | |
通信速度 | 5G NR | ー |
4G LTE | ー | |
Band | 5G Sub6 | n1, n3, n28, n41, n77, n78 |
4G LTE | B1, B3, B8, B18, B19, B26, B28, B41, B42 | |
3G UMTD | B1, B6, B8, B19 | |
2G GSM | 850MHz, 900MHz | |
対応キャリア | docomo, au, SoftBank | |
VoLTE | 〇 | |
テザリング | 〇 | |
Wi-Fi | Wi-Fi 6対応 | |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 | |
位置情報 | GPS Glonass, BDS, Galileo, QZSS | |
センサー類 | NFC, 指紋センサー (画面内), 電子コンパス, 加速度センサー, 近接センサー, ジャイロセンサー |
|
生体認証 | 指紋認証, 顔認証 | |
スピーカー | ステレオスピーカー | |
ワンセグ/フルセグ | ー/ー | |
NFC/FeliCa | 〇/〇 | |
防水/防塵 | IP54 | |
カラーバリエーション | Black, Milk | |
サイズ | 高さ | 約161.74mm |
横幅 | 約76.32mm | |
厚さ | 約8.55mm | |
重量 | 約190g |
IIJmio(アイアイジェイミオ)
IIJmioのサービス概要
IIJmioは、ドコモ回線とau回線のマルチキャリアに対応した格安SIMサービス。2024年3月に改定した「ギガプラン」は、音声通話SIM/eSIMの5GBプランが月額990円 (税込)、音声通話SIM/eSIMの30GBプランが月額2,700円 (税込) で利用可能。光ネット「IIJmioひかり」とのセット割引も用意されており、2025年2月3日 (月) までは、音声通話SIM/eSIMの5~20GB以下のプランが6ヶ月間 440円割引 (税込)、音声通話SIM/eSIMの30GB以上のプランが最大6ヶ月間 400円割引、かけ放題オプションが6ヶ月間 500円割引 (税込) になるキャンペーンを開催中。
ギガプラン/音声通話SIM 料金表 (税込) | |||
初期費用 | SIM | 3,733~3,746円 | |
eSIM | 3,520~3,733円 | ||
月額料金 |
2GB | 850円 | |
5GB | 990円 | ||
10GB | 1,500円 | ||
15GB | 1,800円 | ||
20GB | 2,000円 | ||
30GB | 2,700円 | ||
40GB | 3,300円 | ||
50GB | 3,900円 | ||
セット割 | 660円割引 | ||
通話料 | 11円/30秒 | ||
かけ放題 (月額) |
5分/回 | +500円 | |
10分/回 | +700円 | ||
制限なし | +1,400円 | ||
最低利用期間 | なし | ||
契約解除料 | 0円 |
Nothing Phone (2a) の販売価格/セール情報
2024年4月22日 (月) 10時 に「Nothing Phone (2a)」を発売し、端末価格は一括: 49,800円 (税込)/分割: 2,080円 (税込) ×24回ですが、他社からの乗り換え (MNP) で「ギガプラン」とセットで申し込むと一括: 34,800円 (税込)/分割: 1,452円 (税込) ×24回で購入できます。
端末代金 (税込) | ||
新規契約時 | 一括払い | 49,800円 |
24回払い | 2,080円×24回 | |
のりかえ (MNP) |
一括払い | 34,800円 |
24回払い | 1,452円×24回 |
※IIJmio公式サイトを必ず確認してから申込をお願いいたします。
※特典やキャンペーン内容はすべてIIJmio公式サイトの内容が正となります。
Nothing Phone (2a) とNothing Phone (2) の違いを比較
Nothing Phone (2) は、5,000万画素のデュアルカメラや3,200万画素のインカメラ、120Hz駆動の有機ELディスプレイ、Snapdragon 8+ Gen 1、8GB/12GBメモリー、128GB/256GB/512GBストレージ、ワイヤレス充電対応の4,700mAhバッテリーを搭載したハイエンドモデル。
スペック表
スペック一覧 | |||
モデル | Nothing Phone 2a | Nothing Phone 2 | |
メーカー | Nothing | Nothing | |
発売日 (国内) | 2024年3月 | 2023年7月 | |
価格 (税込) | 49,800~55,800円 | 79,800~109,800円 | |
カメラ | 背面 | 50MP+50MP | 50MP+50MP |
前面 | 32MP | 32MP | |
ディスプレイ | 6.7型 OLED (FHD+) | 5.9型 AMOLED (FHD+) | |
初期OS | Nothing OS 2.5 (Android 14) |
Nothing OS 2.0 (Android 13) |
|
SoC | Dimensity 7200 Pro | Snapdragon 8+ Gen 1 | |
RAM | 8GB/12GB | 8GB/12GB | |
ROM | 128GB/256GB | 128GB/256GB/512GB | |
microSD | ー | ー | |
バッテリー | 5,000mAh | 4,700mAh | |
急速充電 | 45W | 45W | |
ワイヤレス充電 | ー | 〇 | |
コネクタ | USB Type-C | USB Type-C | |
SIMカード | nanoSIM | nanoSIM | |
DSDS | DSDV対応 | DSDV対応 | |
対応通信 |
5G | 〇 | 〇 |
4G | 〇 | 〇 | |
3G | 〇 | 〇 | |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6 | |
Bluetooth | 5.3 | 5.3 | |
テザリング | 〇 | 〇 | |
イヤホンジャック | 〇 | 〇 | |
スピーカー | ステレオ | ステレオ | |
ハイレゾ | 〇 | 〇 | |
防水防塵 | IP54 | IP54 | |
生体認証 | 指紋, 顔 | 指紋, 顔 | |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 | |
ワンセグ | ー | ー | |
サイズ | 高さ | 約161.7mm | 約162.1mm |
横幅 | 約76.3mm | 約76.4mm | |
厚さ | 約8.55mm | 約8.55mm | |
重量 | 約190g | 約200g |
主な違い
|
販売価格の比較
公式オンラインショップ
公式オンラインストアでは、Nothing Phone 2が7万9,800~10万9,800円 (税込)、Nothing Phone 2aが4万9,800~5万5,800円 (税込) で購入可能になっています。
購入価格 (税込) | ||
Nothing Phone 2 | 8GB/128GB | 79,800円 |
12GB/256GB | 99,800円 | |
12GB/512GB | 109,800円 | |
Nothing Phone 2a | 8GB/128GB | 49,800円 |
12GB/256GB | 55,800円 | |
12GB/256GB | ー |
IIJmio (アイアイジェイミオ)
他社から乗り換え (MNP) で「ギガプラン」の音声通話SIMとセットで申し込むと、Nothing Phone 2が5万4,800~5万9,800円 (税込)、Nothing Phone 2aが3万4,800円 (税込) で購入可能です。
購入価格 (税込) | ||
Nothing Phone 2 | 8GB/128GB | ー |
12GB/256GB | 59,800~99,800円 | |
12GB/512GB | 59,800~109,800円 | |
Nothing Phone 2a | 8GB/128GB | 34,800~49,800円 |
12GB/256GB | ー | |
12GB/256GB | ー |
※IIJmio公式サイトを必ず確認してから申込をお願いいたします。
※特典やキャンペーン内容はすべてIIJmio公式サイトの内容が正となります。
どちらの方がオススメ?
どちらも背面にLEDを配置したスケルトンデザインが特徴の5Gスマートフォン。Nothing Phone 2の方が高性能なチップセット (SoC) を搭載し、ワイヤレス充電に対応していますが、Nothing Phone 2aの方が端末価格が3万円以上も安くなっているほか、おサイフケータイにも対応しているので、コストパフォーマンスを重視するなら最新モデルの「Nothing Phone (2a)」の方がオススメです。
コメント